2015年からCGWORLD編集部が取り組み始めた日本の3DCGを中心としたデジタル・コンテンツ制作現場の活性化を目的とした表彰イベント「CGWORLD AWARDS」

その年に目覚ましい活躍を遂げた方々をCGWORLD編集部が独自の視点からノミネートさせていただき各賞を決定します。

さて、第4回(2018年度)各部門のノミネーションが決まりましたので、本稿にて発表させていただきます。なお、大賞は12月28日(金)に発表させていただきます。

各賞の対象:
過去1年の間に月刊CGWORLDならびにCGWORLD.jpにて公開した記事(※)で取り上げた作品、制作者(個人、グループ、企業内部門、企業含む団体等)、そしてそこに用いられた主たる技能。

※月刊誌CGWORLDの場合は、2018年2月号(vol.234)から2019年1月号(vol.245)に掲載された記事を対象に、CGWORLD.jpの場合は2018年1月から2018年12月までに公開された記事を対象とします

ノミネート

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《大賞ノミネート》

「CGWORLD AWARDS」の中核となるのが「大賞」です。対象年度において日本のデジタル・コンテンツ制作現場で目覚ましい活躍を遂げられた個人・団体を対象とした人物賞になります。

No.01 NHKアート

■選定理由
今年も4K/8Kコンテンツをはじめとする先端テクノロジーを活かした番組制作に精力的に取り組まれていました。なかでも今年4月から放送中のクイズバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』では、CG・VFXの新たな可能性を体現しています。

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No.02 東映アニメーション

■選定理由
『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』では、日本のデジタルアニメーションにおける3DCGのさらなる活用と同時に、2Dと3Dをごく自然なかたちで一体化させています。

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No.03 デジタル・フロンティア

■選定理由
映画『いぬやしき』を筆頭に、フォトリアルなVFXの制作に精力的に取り組まれていました。特に、デジタルヒューマンのR&Dと商業案件における活用では素晴らしい成果を挙げたと思います。

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No.04 miHoYo、ワンダリウム

■選定理由
少子高齢化が進むなか、日本のデジタルコンテンツ制作現場でも海外マーケットからの案件受託、海外プロダクションとの共同制作が急務です。そうしたなか、『崩壊3rd』PVプロジェクトでは、日中共同制作で魅力的な映像を創り出しました。

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No.05 イリュージョン

■選定理由
『VRカノジョ』では、3Dアダルト・美少女ゲーム開発におけるノウハウを活用したユニークなコンテンツを創り出しました。また、IVR事業では教育機関向け無償プログラム「IVR for Academic use」やVTuber支援サービス「Vカツ」などを通じて業界全体の発展に寄与しています。

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《作品賞:実写VFX部門》

本賞は、コンテンツそのものではなく、そこに込められたVFX表現ならびに技能を選考基準とします。ただし、作品自体の魅力向上に貢献しているかも併せて選考基準となります。

NO.01 映画『いぬやしき』

対象:デジタル・フロンティア

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NO.02 映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』

対象:白組

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NO.03 木ドラ25『モブサイコ100』

対象:東映 ツークン研究所

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NO.04 映画『空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎』

対象:オムニバス・ジャパン

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NO.05 NHKスペシャル『人類誕生』

対象:Luminous Productions

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NO.06 映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』

対象:Spade&Co.

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《作品賞:CGアニメーション部門》

本賞は、コンテンツそのものではなく、そこに込められたCGアニメーション表現ならびに技能を選考基準とします。ただし、作品自体の魅力向上に貢献しているかも併せて選考基準となります。

NO.01 『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』

対象:東映アニメーション

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NO.02 アニメ『モンスターストライク』新シリーズ

対象:XFLAG PICTURES

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NO.03 TVアニメ『revisions リヴィジョンズ』

対象:白組

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NO.04 TVアニメ『ハイスコアガール』

対象:小学館ミュージック&デジタル エンタテイメント

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NO.05 『崩壊3rd』PV『女王降臨』

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《リアルタイムグラフィックス部門》

昨年までは「ゲームグラフィックス部門」という名称でしたが、VRコンテンツをはじめ、ノンゲームにおけるリアルタイムCGの急速な広がりをふまえ、今回から「リアルタイムグラフィックス部門」へ改めました。

本賞は、コンテンツそのものではなく、そこに込められたグラフィックス表現ならびに技能を選考基準とします。ただし、作品自体の魅力向上に貢献しているかも併せて選考基準となります。

NO.01 MRシアター「TYFFONIUM」

対象:ティフォン

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NO.02 『VRカノジョ』

対象:イリュージョン

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NO.03 『Fate/Grand Order Arcade』

対象:セガ・インタラクティブ

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NO.04 『モンスターハンター:ワールド』

対象:カプコン

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NO.05 VRインスタレーション『The Other in You - わたしの中の他者』

対象:大脇理智+YCAM(山口情報芸術センター)

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NO.06 体験型知育デジタルテーマパーク『リトルプラネット』

対象:プレースホルダ

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NO.07 『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』

対象:バンダイナムコスタジオ

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《技能賞》

主たる開発が日本国内で行われたものを中心に、日本の制作現場で用いられているツール全般を対象とします。また、外部提供が行われていない内製ツールもその対象とします。

NO.01 AniCast

対象:XVI

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NO.02 PSOFT Pencil+ 4 for Maya

対象:ピー・ソフトハウス

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NO.03 Virtual Cast

対象:バーチャルキャスト

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NO.04 Blender

対象:Blender Foundation

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