教育機関が重視すべきコンピュータ環境とは?
ーーPCワークステーションの登場は教育現場ではどのように受け止めましたか?
齊藤ーーDHWは元々グラフィック専用の高価なUNIXマシンを導入していたので、PCワークステーションが出た時には、価格面も含めて、魅力的な選択肢が出てきたな、と感じました。
中島ーー当時は、私もPCワークステーションの可能性を強く意識しました。「今こそ旗揚げ時だ」と思い、自ら手を上げてデジタル・コンテンツ市場の開拓にも着手しました。PCワークステーションはWindows NT/2000といった信頼性の高いOSを搭載していましたし、グラフィックスボードやアプリケーションのベンダーと連携し、UNIXに負けないパフォーマンスや安定した連続稼動ができるのが魅力でしたね。
齊藤ーークリエイター教育の現場としても、PCワークステーションの魅力はそこにあります。UNIXよりも安価でメンテナンスが容易、そしてグラフィックスボードやデジタル・コンテンツ用アプリケーションで検証が行われていて安心感がありました。2010年3~5月にかけて約200台、さらに2011年5月には約100台のデルのワークステーションを導入する計画ですが、その選定理由も、パフォーマンスと連続稼働にも耐えられる信頼性です。高解像度コンテンツや立体視映像、VRなどの大きなデータ量を扱っても安定したパフォーマンスが得られます。CGに限らず真のクリエイターは、何度でもトライ&エラーをして作品への表現力を高めていくものですが、その度に待ち時間が長くなる、途中で止まってしまう、という状態ではせっかく表現を作り上げていてもモチベーションが下がってしまいます。デルのワークステーションは「待ち時間の短縮」「安定した連続稼動」が可能で、さらに充実したサポートメニュー等によりオペレーションコストも対前年比30%削減しました。
中島ーーデルのサポートメニューは、通常の3年間のオンサイトはもちろんのこと、プロサポートに有償アップグレードすると、IT選任のスタッフが着きます。例えば、マイクロソフトやアドビ システムズなどの取り扱いソフトのセットアップも電話サポートで対応しますので、導入後も安心してご利用頂けると自負しています。
齊藤ーーDHWでは、そのコストダウンした分を最新のOSやソフト、より創造活動を高められるよう、フルHD大型液晶ディスプレイの導入などにも振り分けています。
中島ーー素晴らしいですね! 私は、最新の制作環境で学ぶことは重要だと思っています。例えば、現在学んでいる学生の方が企業で活躍する時には、Windows 7 Professionalのワークステーションでコンテンツ制作をされることが非常に多いはずです。そのため、学校にいる段階から最新のプロ仕様のシステムに慣れておくことで、職場での制作環境にもすぐに溶け込めるようになるのではないでしょうか。
齊藤ーー同感です。クリエイター教育を行なっている以上、ハードやソフトなどの環境整備を積極的に行わないと、どこかでギャップが生じてしまい、それがクリエイター育成を阻害する要因になると感じています。 DHWではこれからも、世界に向けて自分を表現し、伝え、そして発信できるクリエイターを育成するため、新たなカリキュラムの構築、インフラ整備への取り組みを続けていきます。また、その経験は、他の教育機関にもアドバイザーとして提供していければと思っています。デルをはじめデジタルコンテンツに関わる皆さんともより一層協業、協力しながら日本のコンテンツ産業を盛り上げていきたいですね。
中島ーー我々も日本のものづくりを下支えする存在として、これからも積極的に業界全体をサポートしていきたいと思っています。
Info.
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