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フィーチャーフォン向けのウェブアプリから、スマートフォン向けのネイティブアプリへと、急速にシフトを続けるモバイル・ソーシャルゲーム市場。その中でもアグレッシブな展開を見せているのがポケラボだ。2013年5月には自社製ネイティブアプリの登録ユーザー数が1000万人を突破し、日本だけでなく海外市場にも進出中。「ファミコン世代の男性ユーザー」をメインターゲットに、これまでのスマホアプリの水準を凌駕する、リッチなゲームを続々と開発中だという。そんな同社が求める3DCGアーティスト像について、担当者を直撃した。

様々な経歴を持つ人材が支えるポケラボの躍進

三国インフィニティ」「運命のクランバトル」など、スマホのネイティブアプリで立て続けにヒットをとばしているポケラボ。2007年に設立後、わずか7年目にして社員数247名(2013年9月末)を数えるまでに成長した、モバイル・ソーシャルゲーム業界の雄だ。2014年9月9日に正式リリースされた「クロスサマナー」では、ファミコン世代を直撃する「ウラ技入力キャンペーン」を展開。業界に話題を提供している。

そんな同社でビジュアル面を担当しているのが、クリエイティブ事業部で部長を務める鈴木匠太氏と、デザイナーの小森英和氏だ。鈴木氏はポストプロダクションでオンラインエディターを務めた後に、マンションの一室で起業したばかりの同社に転職。会社の成長と共にキャリアを重ね、現在は演出・グラフィック面の統括を行っている。一方で小森氏はニンテンドーDS向けのゲーム開発などを手がけた後に、PC向けオンラインゲーム会社などを渡り歩き、同社にたどりついた。2D・3DCGから、エフェクト、背景、エネミー、モーションなど、グラフィック周りであらゆるパートをこなすゼネラリストとして、同社に欠かせない存在となっている。

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【左】:儚きストーリーを彩る超迫力の本格アクションRPG『クロスサマナー(クロサマ)』
【右】:新体験リアルタイム戦国バトル『戦乱のサムライキングダム』
©POKELABO.INC.ALL RIGHTS RESERVED.

同社が起業した2007年はグリー・モバゲーがまだ「勝手サイト」と言われていた時期だ。その後の時流に乗って急成長したため、同社の大半は鈴木氏・小森氏のような転職組。多様な背景や経歴を持つクリエイターが新しい可能性を求めて集結してきた。会社としての一体感を持たせるため、また個々のクリエイターの知見を共有し、新しい創造性を育むため、社内勉強会や社員交流イベントなども積極的だ。「部署ごとの勉強会に加えて、最近では全社的な勉強会も開催するようになりました。外部企業から講師を招くこともあります」(鈴木氏)。「業務時間外のサークル活動なども盛んですね。社内の交流支援で、飲み会などの補助が毎月出るのも弊社ならではです」(小森氏)

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新規タイトルの主力は3Dゲームになる

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もっとも、モバイル・ソーシャルゲーム業界は生き馬の目を抜く変化を続けている。ウェブアプリからネイティブアプリへの移行に伴い、企業の生き残り競争も熾烈だ。そんな同社が現在取り組んでいるのが、ゲームエンジンのUnityをベースとした本格的な3Dゲームの開発。ウェブアプリをベースとしたゲームも継続運用されるが、新規タイトルの主力は3Dゲームになると想定。そのため「ゲームのおもしろさが理解でき、共に創り上げられる」3DCGアーティストと、アニメーターを募集している。

小森氏は3DCGアーティストの人物像として、「できればニンテンドーDSやプレイステーション・ポータブルなど、家庭用ゲーム機の経験者が望ましいですね。それ以外に、プライベートな時間にゲームを作っているような人でも歓迎です」と語る。同社では十数人のチームで、数ヶ月から1年間程度の期間で新作を開発する例が一般的。3DCGアーティストでも企画の内容にどんどん踏み込んでいける。それだけに「ゲームが好きで、ゲームの仕様について共有できる」人物が望ましいのだという。

本格アクションRPG『クロスサマナー(クロサマ)』のデモ動画
ゲーム業界以外の出身者でも、こうした派手な映像演出やキャラクターアニメーションを手がけたことのある方であれば、十分にその経験を活かすことができるという

一方、アニメーターで求められているのは「エフェクトデザイナー」と「キャラクターアニメーション」だ。鈴木氏は「できれば両方の経験があれば望ましいのですが、重要視するのは『動きに対するセンス』や『ポテンシャル』です。そのためAfter Effectsなどで、アニメーションを作っていた映像業界出身者も歓迎します」という。実際に同社ではFLASHで2Dアニメーションを作っていたり、セルアニメで手描きのアニメーターとして活躍していた人材が、入社後にツールの使い方を覚えて活躍している例も見られるという。本人のモチベーション次第というわけだ。

応募について「しばしば応募書類に動画共有サイトのURLだけを記入して、デモリールとする人がいますが、その人の技量や想いが伝わってこないので、もっと情報が欲しいですね」(小森氏)と説明された。作品の説明や、集団制作物であれば自分が担当した部分などを、文章でも補足して欲しいという。またポートフォリオにはデッサンも加えて欲しいと強調された。専門学校時代から、ひたすらデッサンを描いて自己研鑽したという小森氏だけに、デッサンから人柄やモノ作りの姿勢が感じられるのだろう。

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ポケラボ初の取り組みとなる3Dゲームタイトルの開発画面。この他にも複数の3Dタイトルのプロジェクトが進行中

次世代に残るゲーム作りを

ベンチャー企業だけあって、評価制度もユニークだ。社員が自ら設定した目標達成率と、上司・部下・同僚による360度評価が組み合わさって、半年に1回のペースで査定が行われる。管理部門の森洋人氏は「評価の間隔が短い方が、よりモチベーションが上がります」と語った。特に360度評価によって、大きく成長する社員が少なくないという。「身構える人がいるかもしれませんが、基本的には本人の『のびしろ』や『可能性』について、周囲が助言をするという趣旨なので、自分が気づかなかった側面がわかり、刺激を受けるようです」(森氏)。

業務用から家庭用、そしてモバイルへと、過去数十年で大きな変化を遂げてきたゲーム業界。中でもスマホ向けネイティブアプリは変化の最先端だ。「一緒に次の流行を作っていって欲しいですね。その上でマリオやディズニーのように、次の世代に残る作品を育てていきましょう」(鈴木氏)。「今いる会社より確実におもしろいと思います」(小森氏)。話の端々から、成長市場ならではのダイナミズムと、そこで自由闊達に働く人々の活力が感じられた。

TEXT_小野憲史

■求人情報
ポケラボでは現在下記職種を募集中です。

1. 3DCGグラフィッカー
3Dキャラクターモデル制作、背景モデル制作、その他OBJモデル制作、アニメーション制作
新規プロジェクトのスマートフォンアプリにおける、3Dで表現するキャラクターデザインなどを担当して頂きます。
基本的にはキャラクター周りをお願いしますが、 背景・モーションなどプロジェクトのゲームグラフィック全体を管理して頂きます。

2. アニメーター
フルネイティブタイトルの開発が中心となり、続々と新規タイトルが計画されている当社では、クリエイティブの付加価値を高められるエフェクトやアニメーションを創る事ができるアニメーターを募集しております。
スマートフォン用のゲームのアニメーション制作を行っていただきます。
・UnityやMayaを使用したアニメーション演出制作
・エフェクトアニメーション制作(攻撃/魔法/スキルなど)


■給与・待遇
給与:経験・能力を考慮の上、当社規定により優遇 待遇/福利厚生 給与改定年2回(10月・4月)
賞与年2回(11月・5月)
交通費支給(月3万円まで)
各種社会保険完備
各種研修、教育支援制度
携帯購入費用一部負担
家賃補助(一定の条件を満たした場合に限り)
MVP表彰制度(チームまたは個人を表彰します/毎回驚きの副賞を進呈)

詳しくは 求人コーナー【JOB】をご覧ください。