VFX やアニメ、ゲーム業界からの転職も歓迎します

広々としたダイコク電機のエントランス。右側には、打ち合わせ用の個室が並んでいる。

今回スタッフを募集するのは、同社の制御システム事業部だ。「今回募集するのは、映像ディレクター業務の担当者です。ただし入社後は色々な現場を経験して業務の幅を広げてもらい、自分の適性が掴めたら、得意分野を活かせる場所で活躍していただきたいです」と係長の藤井智志氏は語る。現在パチンコの企画を担当している主任の細川直樹氏も、活躍中の１人だ。「私の場合、映像制作の経験はありませんがパチンコは入社前から大好きでした。今は映像に限らず、パチンコを構成する要素をトータルに企画しています。ただ、昨今の液晶映像の多様化と高度化には目を見張るものがあります。映像制作に特化した専門家を社内に招きたい、その想いの高まりから今回の募集に踏み切りました」。

映像制作の実務経験者でディレクション経験もある人が望ましいと藤井氏は補足する。「パチンコの企画を前にしたときに、その映像を具現化するための方法を提示できる人を求めています。例えば、どんな演出方法があって、どのくらいの予算が必要で、どんな会社に依頼すれば良いのか。積み重ねてきた知識や経験をもとに、映像制作を牽引し、要所要所で判断を下してくれる人が必要なのです」。期待するのは映像制作の経験なので、VFX やアニメ、ゲームといった遊技機以外の業界からの転職も歓迎するという。例えば同社のグループにはゲーム会社の元気株式会社があり、ゲーム開発のノウハウも日常的に取り入れているそうだ。「異業種の方から我々が学べることは多いと思います。逆に、パチンコ開発特有の知識は入社後に理解してくれれば充分です」と細川氏は語る。

畳の上に円卓を設置した打ち合わせスペース。気分転換になるしリラックスできると、スタッフに好評だ。

好奇心とやる気を尊重し、挑戦を歓迎する社風です

木曽駒高原にある、自社保有の保養所。社員や家族は格安で利用できる。

同社では数多くの遊技機メーカーの製品を受託開発しているため、制作する映像も多様性に富んでいるという。「扱う素材は3DCG だけに留まりません。作画アニメや実写とCGを組み合わせる場合もあります。実写撮影、モーションキャプチャ、ボイス収録に立ち会うことだってある。我々としては、全てを経験しているスーパーマンを最初から期待しているわけではありません（笑）。ただ、未経験の仕事を前にした場合でも、好奇心と情熱をもって取り組んでくれる人であって欲しいとは願っていますね」と藤井氏は語る。『未来を信じ、何事にも無我夢中で挑戦し続ける事である』というのが同社の社訓で、それを実際に体現しているスタッフが数多くいると、入社7年目の福田大祐氏は語る。「社員１人１人の好奇心とやる気を尊重し、挑戦を鷹揚に見守りながら責任と権限を与えてくれる社風です。そのお陰で、私自身は成長できたと感じています」。

その一方で、個人に過度の負担を強いることのないよう目を光らせてもいると、人事部の清水博之様氏は語る。「なるべく長時間労働を減らして、メリハリのある働き方をしようと働きかけています。上場企業ですから、福利厚生はしっかりしていますよ。例えば業績の良い年は、５日間の休みと旅行代金を支給してリフレッシュしてもらいます」。

遊技機開発の最前線に立ち、これまで磨き上げてきた映像制作のノウハウを存分に発揮し てくれる挑戦者の応募を期待している。

定期的に研修会を実施し、スタッフのスキルアップを支援している