「Made With Unity Contest with PlayStation VR」はPlayStation VR(以下、PS VR)用コンテンツ企画を募集し、コンテストを開催する。選定された企画のコンテンツは、SIEJAがパブリッシャーの紹介および開発機材の貸出など、実際に製品としてリリースされるためのサポートを行う。なお、作品開発にはUnityを使用することが条件となる。
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■「Made With Unity Contest with PlayStation VR」概要

「Made With Unity Contest with PlayStation VR」は、新しい発想を活かせる場として注目されているPS VRにおいて、Unityとクリエイターを応援する会社が集い、企画からタイトル成立までのサポート体制を用意することを目的としたコンテスト。Unityでの制作を前提としたVRコンテンツの企画があれば、企業や個人を問わずに誰でも応募することができる。

7月下旬より、エントリーフォームを通じて企画案を提出することができる。企画案の提出に関しては、文字だけの企画書でも、映像を使った企画紹介でも、その企画内容が分かるものであればフォーマットは問わない。もちろんすでにUnityで開発しているデモがあれば、そちらでの応募も可能だ。

■特別審査委員より応募者へのメッセージ

ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント 吉田修平氏

「VR技術の良さは、"普段行けないところに行ける"、"普段出来ないことが出来る"、"普段会えない人(キャラクター)に会える"という体験を作り出せることです。優れたアイデアさえあれば、Unityの力で、世界の最先端の開発者をも驚くようなVR体験を個人や少人数でも作り出すことが出来ると信じています。皆さんのチャレンジをとても楽しみに待っています」

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 日本担当ディレクター 大前広樹氏

「VRゲームは本当にまだ始まったばかりで多くの可能性があります。そして、おそらくそれ以上に多くの問題や困難も待ち受けている領域です。Unityは全力でできる限りの問題を解決していきますので、ぜひおそれずにさまざまなアイデアを巡らせて、このコンテストに向けてVRゲームの始まりとして人々の記憶に残るような、とっておきのVR体験を作り上げてください! 皆さんの熱い作品を体験する時を楽しみにしています!」

Cygames 取締役 CTO 芦原栄登士氏

「VRは没入感や臨場感が高く、本当にゲームの世界の中にいるかのような体験や、目の前にキャラクターが立っているかのような体験ができます。これらの"今までのゲームにはなかった新しい体験"をどのように生み出すか、現在、様々な開発者がアイデアを練っていると思います。VRはまだ始まったばかりです。個人や企業、規模の大小に関わらず、最高のコンテンツを世に出せるチャンスは誰にでもあります。私たちの審査はCygames基準で行いますので、最高のコンテンツをお待ちしています。そして、今回のコンテンストの作品の中から、優れたアイデアが生まれることを期待しています」

■応募概要

募集期間:2016年7月下旬~8月31日予定
対象者:Unityでのコンテンツ開発が可能な人
選考結果発表:2016年9月中旬予定
副賞:SIEJAによるパブリッシャーの紹介および開発機材の貸出し
応募方法:7月下旬よりこちらのページにエントリーフォームを設置
募集概要:ゲーム作品からインタラクティブアートまで、PS VR用コンテンツであれば可
選考メンバー:Cygamesをはじめとする国内パブリッシャー数社、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、およびソニー・インタラクティブエンタテインメント