マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、高校生・高専生(3年生以下)および小・中学生を対象としたゲーム開発コンテスト「Unityインターハイ2016」の開催を決定した。

・Unityインターハイとは
高校生・高専生以下の学生を対象としたUnityおよびプログラミング技術習得の奨励、才能の発掘を目的として行われるゲーム開発の全国大会。

昨年のUnityインターハイ2016プレゼン発表会の様子

応募作品はゲーム分野のエキスパートたちによって審査され、予選審査を通過した作品は9月25日(日)、東京・秋葉原で行われるプレゼン発表会に進出する。このプレゼン発表会では開発メンバーによるプレゼンが行われ、最終審査を経て優勝作品が決定する。前回大会では全国の高校・高等専門学校および小・中学校から120チーム以上のエントリーがあり、予選をくぐり抜けた15チームによるプレゼンや、特別展示作品を含む21チームの作品展示が行われ、ゲーム開発者や学校関係者はもちろん、参加者同士での交流も深められた。

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■応募資格

・2016年9月25日の時点で高校生・高専生(3年生以下)であること(年齢制限はない)。
・エントリーおよび作品開発・応募は、同じ学校に在籍している1~3名までを1チームとして行うこと。
・「作品開発のテーマ」に則ったオリジナルのゲームを開発すること。

エントリー締切は7月31日(日)、作品提出の締め切りは8月31日(水)。企画を考え、夏休みを使ってゲームを集中的に開発してみては。

Unityインターハイ2016実施の流れ

作品開発には無料のUnity Personalを使用すること。 プロのゲーム開発の現場でも数多く使われている「Unity Pro」と同等の機能が搭載された無料のライセンス「Unity Personal」は、個人であれば自由にダウンロードして使うことができる。シンプルな3Dゲームやドット絵で表現された2Dゲームはもちろん、機能を使いこなせば美麗なグラフィックや複雑なゲームを作り上げることも可能だ。コンテンツ開発やIT教育の現場でもUnityを学ぶ学生は多く、書籍やインターネットでUnityの使い方を学ぶことができる。2014年から始まったUnityインターハイでは高校生や高専生のみならず小学生や中学生も参加し、独自の工夫を凝らしたゲームを開発して応募があった。

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■正式エントリー募集開始、作品開発のテーマは『夏』

本年度の作品開発のテーマは『夏』。参加者は『夏』をテーマにゲームを企画し、作品提出締め切りまでに開発してもらう。作品提出時にはどの部分にテーマの要素を取り入れたかを説明することになる。作品提出を断念した場合でもエントリーキャンセルの連絡等は不要。気軽にエントリーしてみてはどうだろう。

その他、応募要項など詳細については公式Webサイト「Unityインターハイ2016公式Webサイト」を参照。