SPEEDは、3Dコンテンツのマーケットプレイス「sanzigen.com」を2014年2月4日にオープンした。



■ 「sanzigen.com」について

Shade 3D用コンテンツや住宅CADシステムの共通フォーマット・SPEEDの部品などの3Dコンテンツを制作しているSPEED。同社には、長年に渡りShade 3DコンテンツやSPEEDの部品制作を行なっている経験豊富なデザイナーが多数在籍しており、イーフロンティアとの業務提携により、イーフロンティアが保有する新旧のShade 3D用コンテンツ(Shade 3D形式データ)をSPEEDで取り扱うことになった。オープン時点では、Shade 3D用コンテンツ約10,000点余りの中から住宅関連コンテンツや自動車データなど1,000点程度を最新版のShade 3D ver. 14.1向けにラインナップ。そして、これらのShade 3Dコンテンツを3Dプリントに対応したコンテンツ(STL形式データ)に変換し、順次増やしていく予定。また、SPEED評議会の協力を得て、SPEED対応CADシステム利用者向けにSPEED部品の制作体制を強化。3Dプリントについては、ジェイ・エム・シーとの業務提携により、近々にサービスを開始する予定だ。さらに近日中に、Shade 3Dから直にsanzigen.comのサービスが利用できるようになる。

●「sanzigen.com」の概要とロードマップ
・「sanzigen.com」では、主にShade 3Dコンテンツ、3Dプリント対応コンテンツ、およびSPEED部品を取り扱う。
・フェーズ1では、Shade 3Dコンテンツがラインナップされる。国産3DCG作成ソフトウェア、Shade 3Dシリーズの最新版を利用している人であれば、「sanzigen.com」のShade 3Dコンテンツをダウンロードして利用することができる。
・3Dプリント対応コンテンツを増やしていく。「sanzigen.comの3D」プリント対応コンテンツを利用することで、オフィスや自宅の3Dプリンタを100%活用することが可能となる。
・SPEED部品の製作体制を強化。SPEED対応CADシステムを利用する人にワンストップソリューションを提供。
・フェーズ2では、3Dプリントのサービスを2014年春頃に公開する予定。「monoづくり」のプロ集団、JMCが万全の体制で全面的にサポートする。
・フェーズ3では、マーケットプレイスのサービスの一般公開を2014年初夏頃に行う予定。自作のShadeコンテンツや3Dプリント対応コンテンツを用意さえすれば、コンテンツの販売や売上代金の管理、3Dプリティングに関する付帯業務は「sanzigen.com」で対応する(現時点では限定的な公開)。



■ 関連 URL

・「sanzigen.com」
 http://www.sanzigen.com
・SPEED株式会社
 http://www.speed-kk.com