オートデスクは、3Dプリンタを活用したモノづくりの可能性を広げることを目的に、3Dプリンティング向けオープンソフトウェアプラットフォーム「Spark 」と、同社独自のプリンタを2014年下期に提供開始すると発表した。
詳しくは こちら



■ 「Spark」とオートデスク製3Dプリンタの提供について

「Spark」は、3Dモデルのプリントをより確実に行えるようにすると同時に、3Dモデルが実際にどのようにプリントされるかを簡単な操作で調整可能。そして同社製3Dプリンタはこの「Spark」を参照実装してその機能を実証しながら、3Dプリンティングの使い勝手の良さ(ユーザエクスペリエンス)の基準を提案する。3Dプリンティング技術は、工業デザイナー、ハードウェアメーカー、ソフトウェア開発者、材料メーカーなどにより着実に進化しているが、同社の「Spark」と3Dプリンタもこの可能性をより一層広げるための基盤として貢献することを目指している。
同社は「Spark」のライセンスを無料で利用できるようにする予定。また、3Dプリンタは設計情報を公開し、他社や研究機関などがさらなる開発や研究を行えるようにする。さらにプリント材料は、同社や他社が開発するさまざまなものを利用することができるようになるという。



■ 関連 URL

・「Spark」(英語)
 http://www.autodesk.com/campaigns/spark
・オートデスク株式会社
 http://www.autodesk.co.jp