ピクセラは、2016年12月3日に東京表参道にてSofar Sounds Tokyoと音楽ライブシーンでのVRライブ配信に向けた実証実験を実施した。
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■概要

今回の実験では、VR映像のさらなる臨場感向上を目指して、新しい機材構成をもちいた撮影方法の実証と、VR映像素材の収集を行なった。撮影における新たな取り組みとして、4K解像度を180度の視野角に適用することによる解像度の高密度化と、ステレオスコピック3D撮影を行うことによるVR映像の立体視をともに実現。この撮影で得られた新しい形式のVR映像を、同社で開発しているVR専用プレイヤーアプリにて視聴することにより、これまでの360度映像よりも、さらにリアリティのある体験が可能になる。

同実証実験の結果は、今後の撮影機材、撮影方法の改良や、VR専用プレイヤーアプリの開発に有効活用し、より魅力のあるVRコンテンツを制作するための豊かな表現力をもつVRライブ配信プラットフォームを開発していく。

■Sofar Sounds Tokyoについて

Sofar Sounds(ソファーサウンズ)は、2009年にロンドンでスタートした、DIYをモットーとする無料音楽イベント。現在は世界各国の280都市以上で、同じフォーマットで開催されている。コンサートホールやカフェなどの商業空間でなく、個人宅をはじめとするプライベート空間で、出演者、参加者が一緒に作り上げるその日限りの特別な音楽ライブ。ライブは毎回場所を変えて行われ、参加者のみに場所などの詳細情報が知らされる。投げ銭制により参加費は無料、アーティストやスタッフ、ライブ会場もすべてボランティアで構成され、アーティストは当日までシークレット、などの特徴を持っている。Sofar Sounds Tokyoは、2014年春にスタートし、今回は12回目の開催。国内では現在、東京と札幌にて開催中だ。