ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ(所在地:東京都品川区、代表取締役:中村 年範)は、ソニーの統合型 拡張現実感 技術 "SmartAR(スマートAR/※)" を使い、パソコンやスマートフォン向けの独自アプリケーションを作成するためのソフトウェア開発キット「SmartAR SDK」サイバネットシステム(所在地:東京都千代田区、代表取締役:田中 邦明、証券コード:4312)を通じて1月28日(木)に発売した。

従来、SmartARはソニーグループを中心とした企業に提供されてきたが、今後はより多くの開発者がARアプリを開発することが可能となる。

「SmartAR SDK」紹介サイトはこちら

※AR:Augmented Reality(拡張現実感)

■「SmartAR」の特長

・マーカーレスAR
従来のAR技術で必要とされた特定のパターン画像(マーカー)が、物体認識技術により不要になる。マーカーではない、指定した画像の認識をトリガーとして仮想画像の合成を行うことにより、自然なインタラクションを実現した。

・高速追従性("高速・ピッタリ")
認識した画像の動きにピッタリと追従し、画像のずれによる違和感を低減。独自開発の高速画像処理エンジンにより、処理能力の限られるスマートフォンをはじめとしたモバイル環境でも快適に動作する。

・3D空間認識
カメラが捉えている空間の3次元構造を認識することで、認識した画像に物体が張り付くだけのARではなく、空間全体を利用したARを実現。

■商品概要

<商品名>
SmartAR SDK

<発売日>
1月28日(木)

<対応プラットフォーム>
iOS、Android、Unity、Windows

<販売希望価格(税別)>
Standard版              :10万円/アプリ
Standard版(評価用ライセンス)     :無償
Enterprise版             :100万円/年
Enterprise版(Windows用評価ライセンス):5万円

<URL>
www.cybernet.co.jp/ar-vr/products/smartar/

■今後の展望

ソニーデジタルネットワークアプリケーションズは、端末の処理能力の向上・通信速度の高速化等により、ARを快適に楽しむための環境が整ってきたことから、スマートフォンを用いたAR市場は今後ますます成長していくものと見込んでいる。今回のソフトウェア開発キット外販により、新しいARアプリの開発が加速し、AR市場そのものの活性化を通じて、市場と共にビジネスが拡大することを目指していく。

■会社概要

商号  : ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社
代表者 : 代表取締役 中村 年範
所在地 : 東京都品川区東五反田二丁目21番28号
設立  : 2000年8月
事業内容: ソフトウェアの企画、開発、商品化
資本金 : 1億円(ソニー株式会社100%出資)
URL   :www.sonydna.com/

※商標の表記
・「SmartAR」は、ソニー株式会社の日本国内およびその他の国における登録商標または商標。
・iOSは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標。
・記載されている製品名等は各社の登録商標あるいは商標。