デジタルメディアツールとワークフローソリューションを提供する先進企業Telestreamは、画面の部分キャプチャ、モーションアニメ―ション、オーディオミキシング、ループレコーディングに対応、エンコード機能と公開機能を改善した画面収録&編集ソフトウェア「ScreenFlow 6.0」を発表した。

「ScreenFlow 6.0」は同社の開発した、コンピューター画面配信とビデオ編集を行うMac向けの受賞歴のあるソフトウェアの最新版だ。「ScreenFlow」の直感的なデザインは、誰もが高品質のビデオチュートリアル、マーケティングビデオ、業務向けのコンピュータ画面配信用のビデオ制作を簡単に作るための助けになるだろう。「ScreenFlowバージョン6.0」では多様な新機能が追加され、収録時の柔軟性や編集機能が更に強力になり、ビデオの書き出しオプションも増えた。

新たに搭載された画面の部分キャプチャ機能は、任意の領域またはウィンドウに正確に焦点を当てることが出来、小さな画面で見ている視聴者向けに、より改善された強調と明瞭処理が施される。また、編集の際には次のような機能が行えるようになった。複雑なモーションアニメーションの効果を数回のクリックで作成、USBミキサーから録音した最大16の独立したチャンネルのミックスと調整、ScreenFlowを定めた時間内に連続記録するように設定可能、アニメーションGIFの書き出し、新しいProResエンコーディングオプションの利用、Telestream Cloudサービスへの公開も行えるようになった。

詳しくはこちらアスクによるニュースリリース)、もしくは下記サイトを参照。
・「Telestream社、画面収録&編集ソフトウェアScreenFlow 6.0を発表」

■「ScreenFlow 6.0」の主な機能

【画面の部分キャプチャ】
画面の任意の範囲を記録。アプリケーションウィンドウ、定義した範囲、もしくはデスクトップ画面全体をキャプチャできる。必要なコンテンツだけをキャプチャすることができるので、編集時間を短縮可能。

【ビデオモーションエフェクト】
Spring、Gravity、Pulseの3種類の新しいモーションアニメエフェクトを選択できる。これらのエフェクトをクリックしてクリップに適用するだけで、面倒なキーフレームの選択やカスタムコードを記載することなく、プロ並みの見栄えあるアニメーションを作成できる。

【マルチチャンネルオーディオミキサー】
「ScreenFlow」はUSBミキサーからの複数のオーディオチャンネル入力を認識し、録音できるようになった。ひとつのUSBから入力された最大16チャンネルの独立したオーディオチャンネルを録音し、「ScreenFlow」のインスペクター内でミックスし個別に調整も行える。

【アニメーションGIFのエクスポート】
「ScreenFlow」のプロジェクトからGIFを作成できる。Web、ミーム、チュートリアル向けに、またソーシャルで共有されるように、短いアニメーションをエクスポート可能。ほぼ全てのWebブラウザに対応するためのビデオを作成する助けになる。単純なコンテンツを素早く簡単に作成する。

【ユーザーインターフェイスのアップデートと改善】
優れた操作を行うために、タイムラインとキャンバスのアイコンを刷新した。任意のビデオトラックやオーディオトラックを個別にミュートできる。また、簡単にアクセスできるポップアップ画面でプロジェクトの大きさを設定できる。そして、新しいヘッドフォンボタンを利用するとミュートしたオーディオのモニターを行える。

【iOSオーディオモニタリング】
iOSデバイスのオーディオを聴きながら、同時にキャプチャとレコーディングを行う。モバイルゲーマー、アプリケーションの開発者、ミュージシャン、オーディオがアプリケーションの操作の重要なパートを占めるデモンストレーションを行う場合にとても役立つだろう。

【新しい編集オプション、クリップの入れ替え】
全体のセグメントの時間変更や、クリップ上のイン点とアウト点の再設定を行わずに、タイムライン内のクリップの入れ替えを行える。

【ProRes422と422LTのエクスポート】
より多くのProResプロファイルでのエクスポートに対応し、出力サイズと出力品質を制御。

【ループ収録】
「ScreenFlow」上でローリングレコーディングバッファを生成するように設定すると、ハードドライブの領域を圧迫することなく数時間の収録にも適応する。収録はどのタイミングでも停止することができ、「ScreenFlow」はあらかじめ設定しておいた最後の何分かだけを収録したフッテージのみを保存。断続的なコンピュータやアプリケーションの使用時に発生する問題解決に役立つ。

【Telestream Cloudに公開】
Telestreamのオンラインベースの料金制エンコードサービスTelestream Cloudに直接エクスポートを行える。Telestream Cloudは、多くのバージョン、フォーマットのビデオを必要に応じて作成することが可能。

「ScreenFlow 6.0」はTelestreamストアから10,781円で購入可能。以前のバージョンの 「ScreenFlow」の購入者は追加の費用を支払うとtelestream.net上からアップグレードを行える。「ScreenFlow」はTelestreamの販売店ネットワークやアフィリエイト、Mac App Storeからも購入可能。
※トレードマーク付きの会社名や製品名は、それぞれの会社の商標。

■Telestream概要

Telestreamは、世界規模のライブやオンデマンドでのデジタルビデオに関わるツールとワークフローソリューションを提供し、個人や企業が、デスクトップからエンタープライズまで、制作、配信、視聴方法に関わらず、映像をあらゆる視聴者へ容易に提供することを可能にする。そして、メディア及びエンターテイメントの分野で活躍している世界中の企業の多くが、業務の合理化や収益の増進を図るためにTelestream製品を活用し、オンラインやモバイル配信向けのビデオ制作ワークフローを簡単にするために、ますます多くのプロビデオ関係者がTelestreamに注目している。Telestream製品は、映像の取込みから配信まで幅広いラインナップを取りそろえている。エンタープライズクラスの製品には、ビデオキャプチャデバイスとインジェス ト、ビデオトランスコード、ワークフローを自動化するサーバーソフトウェアがあり、デスクトップ向け製品には、エンコーディング、ライブウェブキャスティング、スクリーンキャスティングおよびコンポーネントソフトウェアがある。Telestream本社はアメリカ合衆国カリフォルニア州ネバダシティにある。より詳しい情報は、こちらを参照。
ウェブサイト:www.telestream.net/

■アスク メディア&エンタープライズ事業部 概要

アスク メディア&エンタープライズ(ASK M&E)事業部は、100社を越えるアスク取扱いメーカーの中から映像関連市場向けの商材を中心に、国内のシステムインテグレーターとの共同マーケティングにより、多種多様なニーズに合った適切なソリューションを国内のユーザーへ提供している。映像関連市場に於いて、リーディングカンパニーになることが目標。常に「お客様の立場で考えること」をモットーに、質の高いサービス、魅力的な製品を追い続け、現場でのシステム運用効率の向上にも貢献すべく、ソリューション開発を進めていきたいと考えている。
ウェブサイト:www.ask-media.jp/