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Vol.75 Forest Ruins

Vol.75 Forest Ruins

ここのところ背景デザインの仕事が多かったので、久しぶりに広い景色を作成してみました。古代の遺跡は男の浪漫ですね。改めて作成してみると、数年前より扱える物量も解像度も進化していると実感できます。

※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 219(2016年11月号)からの転載記事になります

TEXT_早野海兵(画龍) / Kaihei Hayano(GARYU)
EDIT_海老原朱里 / Akari Ebihara(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada



STEP1:昔話

▲四半世紀も前のことですが、筆者が3DCGを始めた頃はマシンのスペックも低く、森をつくるとなると、図のように板ポリゴンを十字に組み合わせてテクスチャを貼り並べるといった、かなりローポリテクニックな作業をしていました。木のモデル1つだけでもレンダリングするのが大変な時代でしたから、昨今の膨大なデータ量を扱える環境には感服しています。

STEP2:モデル画像

▲元モデル画像です。今回は樹木のほとんどをプラグインを使用して配置しました。地形はほとんど 見えなくなるため、比較的シンプルな形状にとどめています。

STEP3:モデリング

▲地面は平面のポリゴンから作成。ディスプレイスなどを使用して凹凸を付け、地形をつくります。

▲森はプラグインのForestを使用。とても便利なプラグインです。

▲遺跡のモデルはパーティクルでおおまかな形を作成してから、重なっている無駄な部分を削除。最後に細かくディテールアップしていきます。

3ds MaxでUV展開をしようとしたら固まってしまいました。そこで、ZBrushでUVを展開することに。

▲さらに、テクスチャはSubstance Painterのスマートマテリアルで一発作成。今はソフトをまたいで制作していくのが普通になってきましたね。

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STEP4:シーンの作成

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