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アニメCGの現場

日本アニメに活用されているCG技法を紹介

劇場版『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』

今回は、劇場版『攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL-』より、11月30日(土)から上映される『border:2 Ghost Whispers』を中心にメイキングを紹介。3DCGが縦横無尽に暴れる大迫力のカメラワーク&アニメーションに注目したい。

『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』

© 士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
『攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL-』

3DCGを活かす仕掛けが盛りだくさんのアクションシーン

士郎正宗原作『攻殻機動隊』の劇場最新作『攻殻機動隊ARISE』は、押井 守、神山健治両監督によって手がけられてきたこれまでの劇場作やTVシリーズから、スタッフ・キャストを一新した4章構成となっている。各章異なった監督の手による第2章目が、今回紹介する『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』だ。来たる11月30日に劇場公開を控えた本作の監督は、これまで数多くのメカニックデザインを手がけてきたProduction I.Gのアニメーター竹内敦志氏、3DCGIを担当したのは、『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』から『攻殻』に携わる井野元英二氏率いるオレンジだ。今回のアニメCGの現場では、劇場公開を目前に控えた3DCG制作の最前線で指揮を執る、3DCG監督の井野元英二氏とCGチーフの池谷茉衣子氏に制作工程と見どころを伺うことができた。

前述したとおり、『攻殻機動隊ARISE』は各章ごとに監督が異なるため、それぞれ作品のテイストや世界観のちがいを楽しめる構成になっている。それに伴い、第1章ではあくまでも補佐的な役割として参加した3DCGパートも、第2章では総カット数の約半分を3DCGが引き受けることになった。「当初からアクションシーンが多いと聞いていたこともあり、カメラワークを含めて3DCGを活かす大がかりな仕掛けを考えました。絵コンテから直接3DCGを起こし、カットの構築や流れも3DCG主導で提案することができたので、CG屋にとっては非常にやりがいを感じますね」(井野元氏)。

また、ほぼメインキャラとして大活躍するロジコマは、メカでありながらも極めてキャラクター性の強い親しみ深い存在として登場する。「あまりCG質感が強すぎると感情移入しにくくなるので、質感は控えめにしています。また、電脳空間に現れるロジコマアバターは、素子のペット的な存在としてかわいらしい動きを付けました。皆さんに気に入ってもらえるといいですね」(井野元氏)。それではより一層劇場で楽しめるよう、本作における3DCGの魅力を紹介していこう。

TEXT_UNIKO
編集協力_宮田悠輔
PHOTO_大沼洋平

『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』メイキング01 『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』メイキング02 『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』メイキング03 『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』メイキング04

『攻殻機動隊ARISE -GHOST IN THE SHELL-』

原作 : 士郎正宗
総監督:黄瀬和哉
シリーズ構成・脚本:冲方 丁
アニメーション制作:Production I.G
配給:東宝映像事業部

© 士郎正宗・Production I.G / 講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会



『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』

オレンジ

左から、CGチーフ・織笠晃彦氏、CGチーフ・安田晃士氏、CGチーフ・池谷茉衣子氏、3DCG監督・井野元英二氏

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CGWORLD 2013 年12月号 vol.184

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