>   >  CG de カラマネ!:第18回:「次世代モニタ管理:ネットワーク越しに全てのモニタを管理する」
第18回:「次世代モニタ管理:ネットワーク越しに全てのモニタを管理する」

第18回:「次世代モニタ管理:ネットワーク越しに全てのモニタを管理する」

導入方法

1.ColorNavigator Networkへの登録

ColorNavigator Networkを利用する申請をEIZOに行い、管理者アカウントを発行してもらいます。発行は無償で行なってくれます。このページの一番下に問い合わせ先があります。
http://www.eizo.co.jp/products/ce/cnnet

2.ColorNavigator NXのインストール

ColorEdgeを接続しているPCにColorNavigator NXをインストールします。すでにColorNavigator 6がインストールされている場合は、アンインストールしてからNXをインストールしてください。
ColorEdgeには現在3つのシリーズがありますし、古い機種によっては対応しない機能もあるので、こちらの機種別機能対応表を確認してください。
http://www.eizo.co.jp/products/ce/cnnet/
ColorNavigatorNetwork_Function_correspondence_table.pdf

3.モニタの登録

管理するモニタを登録します。ColorNavigator Networkの管理画面から登録に必要な「接続ファイル」をダウンロードします(図9)。

図9:ColorNavigator Network 管理画面の一部
接続ファイルをダウンロードするボタン

それぞれのモニタで、ColorNavigator NXにこのファイルを読み込ませます(図1011)。

図10:ColorNavigator NX
「管理」から「ColorNavigator Network....」を開く

図11:ColorNavigator NX
接続ファイルを読み込む

4.管理開始

ColorNavigator Networkの管理画面から、各モニタの資産管理情報などを入力し、グループ分け、色管理設定などを作り、集中管理していきます。ちなみに、このColorNavigator Networkの設定をEIZOさんが代行してくれるサービスもあるようです。有償ですが、速く確実に運用を開始できるというのは魅力ですよね。
http://www.eizo.co.jp/support/contract/ce/index.html#ColorNavigatorNetwork

今回は、次世代のモニタ管理方法について見てきました。「自社ではどんなふうに使うと、得られるメリットが大きいか」を知るヒントにしていただけると嬉しいです。それと、EIZOさん発行でPERCHが執筆・監修している『わかる! 3DCGでのカラーマネージメント』が「Ver.2」として9月にリリースされ、イベント/販売代理店/PERCHカラマネセミナーなどで配布されていますので、ぜひ手に入れて見てください!
次回も、カラマネの導入や運用に役立つ情報をお届けします!


TEXT_長尾健作(パーチ)

▼Profile


長尾健作(ながおけんさく)

広告写真制作会社(株)アマナにて、3DCG 制作などの事業立ち上げを行なった後、(株)パーチ を設立。広告業界・製造メーカーに向けて、3DCG による新しい広告制作手法の導入/制作サポートを手がける。各種セミナーでは、制作業務の効率化・コスト削減を実現するためのノウハウを提供。「3DCGのためのカラーマネジメントセミナー」も実施している
 
 

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この連載は、EIZO 株式会社 の協賛でお送りしています。

・EIZOがお届けする「カラーマネジメントに関する基礎知識」
http://www.eizo.co.jp/
products/eizolibrary/index.html#tab04

・モニタを快適に使うための情報提供セミナーを、無料で受講できます
http://www.eizo.co.jp/event/seminar/

・直営ショップ「ガレリア銀座」では、実機でカラーマネジメントを体感できます。また、セミナーや写真展などのイベントも随時開催しています
http://direct.eizo.co.jp/shop/c/cGinza/?tab=0

・全国にショップやショールームを展開しています
http://www.eizo.co.jp/products/exhibit/

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