ミュージシャンの僕がBlenderを活用した映像クリエイターになるまで
涌井 嶺
涌井 嶺
- 中級者向け
- 実写VFX
- Channel 3
- 2023.9.16 SAT 16:00-17:00
2021年4月、およそ1年半の制作期間を経てBlenderを使用し完成させた、自身のバンドのミュージックビデオ「Everything Lost」。このMVが完成するまでの道のりと、どのようにしてBlenderを知り、学習してきたのかを語ります。学習モチベーションの維持や制作の上でこだわったところにも触れます。さらには公開後の反響や、その後の映像クリエイターとしての活動にどう繋がったか、仕事として3DCGやVFXに携わる上でさらに何を学ぶ必要があったか、そして現在チーム「VeAble」で行っているチーム制作のワークフローも紹介します。
登壇者
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映像ディレクター / VFXアーティスト
涌井 嶺/VeAble
東京都出身。東京大学、同大学院卒業。在学中は航空宇宙工学を学ぶ。 大学時代に結成したバンドのMVを自主制作したのがきっかけで映像制作を始める。 2021年春、制作期間1年半を経て、人物以外を全て3DCGで制作した実写合成MV「Everything Lost」を公開。撮影以外の工程をたった一人で 作り上げた本作は、様々なメディアで取り上げられる話題作となり、VFX-JAPANアワード2022「CM・プロモーションビデオ部門」にて優秀賞を受賞した。その後は、実写合成をメインとしたVFXの技術を活かし、「手越祐也」や「倖田來未」、「ずっと真夜中でいいのに。」をはじめとする さまざまなアーティストのMVでVFXやディレクションを手がける。さらに、「たまごっち」のTVCMや「モスバーガー」「TOYOTA」のWebCMなど、 幅広いプロジェクトで活動中。