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今年7月に「リアルな肌の着色術」という技法書を出版しました。この本の大きな目的は「アナログとデジタルの融合」です。着色方法については、アナログとデジタル両方共の内容をまとめました。この二つは対立関係にあるように見えて、実のところ、やっている事は同じです。ただ使っている道具が違うだけです。そうであるのなら、やはり大切になるのは道具を使う我々自身の「身体感覚」ではないでしょうか。AIの進歩により、作業の効率化が年々加速しています。とても便利な反面、このまま進めば人間はAIに取って代わられるのではないかと騒ぐ人もいます。本当にそうでしょうか?AIも含め、今ある便利なツールを使いこなすためにも、それを使う私たちの「身体」の開発に改めて目を向けるべきだと私は考えています。私の講義では「身体感覚の開発」をメインテーマとして、「立体を見るとはどういうことか」ということを基礎から立ち返ってお話しようと思います。
日時
11月9日(木) 18:30–19:30
受講対象
どなたでも
難易度
★(初級者向け)
アーカイブ動画
あり(期間限定)
講演者
現代美術アーティスト
1992年大阪府生まれ。2015年京都教育大学教育学部美術領域専攻卒業。 主な個展に19年A/Dギャラリー、清アートスペース、21年銀座蔦屋書店、23年Gallery MUMONなど。 そのほか国内外のグループ展、アートフェア出品多数。
https://ichitakakamiji.com/