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当セッションでは、島田竜幸、森田悠揮、福本健太郎が、空想のクリーチャー『センザンコウ×サーベルタイガー』の制作過程に焦点を当て、その舞台裏を詳しくご紹介します。モデリング、リギング、アニメーションがどのように融合し、連携して魅力的なクリーチャーを具現化したかについて、3人の対談を交えながら解説します。 モデリングに関しては、Zbrushを活用したデザインや造形プロセスなど、クリーチャーデザインのポイントを段階毎に掘り下げて解説します。 リギングに関しては、リグの考え方やアプローチ、細部へのこだわりなど、クリーチャーがよりリアルに動き、存在感を放つために行った工夫について解説します。 アニメーションに関しては、自主制作への情熱やクリーチャーに魂を吹き込む意義について語ります。また、「力強さ」と「巨大感」といった要素をアニメーションでどのように具現化したかを詳しく解説し、レイアウトからアニメーションのブロッキング、ポリッシュまでの流れを、メイキング時の動画を通じて紹介します。
日時
11月10日(金) 17:00–18:00
受講対象
自主制作、映像制作、モデリング、リグ、アニメーションに興味のある方
使用ソフトウェア
Maya2020.SP4/Zbrush2022.0.8
難易度
★(初級者向け)
アーカイブ動画
あり(期間限定)
講演者
ILM (Industrial Light & Magic)
クリーチャー・アニメーター
2008年にPOLYGON PICTURESでキャリアをスタート。 2013年に台湾のCGCG inc入社。 2017年よりカナダへ 。MPC、Sony Pictures Imageworks、DNEGを経て 現在はILM (Industrial Light & Magic) 所属。 2020年よりオンラインスクールAnimationAidにてクリーチャー・アニメーション講師としても活動中 【主な参加作品】 『ULTRAMAN』(2024 公開予定) 『スター・ウォーズ: スケルトンクルー』(2023 配信予定) 『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム 』(2022) 『ヴェノム : レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021) 『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム 』 (2019) 『スパイダーマン : スパイダーバース 』 (2018) 『ジャスティス・リーグ』 (2017) 『スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ』 (2013)など 新・海外で働く日本人アーティスト インタビュー記事(CGWORLD.jp) https://cgworld.jp/regular/030-tatsuyuki-shimada.html
フリーランス
デジタルアーティスト キャラクターデザイナー
2013年より大学在学中からフリーランスのデジタルアーティストとしてキャリアをスタート.。以後キャラクターデザイナーとしても国内外数多くの映像やゲームに携わる。 2019年より美術作家としての活動も始め、同年にはNewYorkやPariルーブル美術館でのアート展等に出品。 2015~2023年CGWORLDにて月刊連載担当。 著書『the Art of Mystycal beasts』(ボーンデジタル)
リブゼント・イノベーションズ株式会社
BACKBONE事業部リグコンサルタント
2002年に株式会社デジタル・フロンティアに入社。アニメーター、セットアップグループリーダーとして活動し、2007年に株式会社ポリゴン・ピクチュアズに移籍。アニメーションの経験を生かした「アニメーター目線のリグ」、「軽いリグ」、「量産・効率化リグシステム」の開発を得意とし、ゲーム、映画、TVシリーズなどの長編案件でリギングスーパーバイザーを担当。2012年にアセット部部長に就任しリギング、モデリング、エンバイロメントの3グループを統括。2017年、リグに特化したBACKBONEスタジオを設立。 【主な参加作品】 映画『THE FIRST SLAM DUNK』 (2023) 映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』 (2022) 『シン・ウルトラマン』 (2022) 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 (2021) 『FINAL FANTASY VII REMAKE』 (2020) 『モンストアニメ 消えゆく宇宙編』(2017)など