UE5で挑む次世代バーチャルライブ制作術

日時
11月23日(日) 16:00–17:00

本セッションでは、Unreal Engine 5(UE5)を用いたバーチャルライブ開発の包括的な事例をご紹介します。タレントモデルのクオリティを向上させるルック開発から、ライブを彩るエフェクト制作、さらにHoudiniを駆使してLOD対応の観客VAT生成を自動化するなど、高品質と効率化を両立させるための実践的なノウハウを解説。バーチャルライブ制作の最前線をお見せします。

本セッションは、クオリティ向上と制作効率化を軸に、以下の3つのパートで構成されます。
1. タレントモデルのルック開発 UE5への移行事例を基に、SDFや法線転写、ポストエフェクトを用いたアウトライン制御など、キャラクターの魅力を最大限に引き出すための具体的な調整機能と制作事例を紹介します。
2. エフェクト制作 Niagaraを活用したエフェクトの制御方法や、NiagaraFluidを用いた流体表現、シーケンサーを使った映像制作への応用など、ライブ演出のクオリティを高めるための実践的なテクニックを解説します。
3. Houdiniによる制作パイプライン自動化 独自開発したHDA(Houdini Digital Asset)により、大量の観客モーションに対してLOD対応のVAT(Vertex Animation Texture)を自動生成する仕組みを解説。制作工数を大幅に削減した事例を紹介します。

講演者

松村 昌宏 氏
カバー株式会社

海洋冒険家からプログラマそしてアーティストへ。ミクロネシアの鯨の亡骸が辿り着く小さな無人島で沈没船に潜ったり、海洋生物(イルカ・サメ・クジラ)の撮影をする暮らしからプログラマを経てキャラクターアーティスト。Houdini が好き。
伊藤 彪悟 氏
カバー株式会社

ゲーム会社でキャラクターモデラーとして4年ほど勤務しておりました。
アニメ調の表現に特化したタイトルの開発に複数携わり、2024年カバー株式会社に入社いたしました。
中川 遼祐 氏
カバー株式会社

VFXとライブに関連する映像の制作を担当しております。7年ほどアニメ制作現場で撮影、3DCG関連の業務を経験し、2024年にカバーに入社しました。

関連情報

ホロライブインドネシア 現地初全体ライブ
『hololive Indonesia 5th Anniversary LIVE Chromatic Future』開催決定!

【開催日時】
2025年11月15日(土) 開演 : 午後7時(インドネシア時間)

【開催場所】
COMIC FRONTIER 21
ICE BSD ホール6

ライブ公式HP:https://hololive.hololivepro.com/en/events/chromaticfuture#
(※公演チケットはご好評につき完売いたしました)

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