6.14
SAT
15:00-16:30
光と色で広げる、感情と暖かさのバリエーションの考え方
本講義では、「同じシーンであっても、コンセプトによってルック(見た目)が変わる」という考え方を出発点とし、ビジュアル表現におけるライティングと色彩の役割に焦点を当てます。
題材として「晴れた外にいる犬と猫」という共通のシチュエーションを設定し、そこから色と光のコントロールを通じて、感情やキャラクター同士の関係性をどのように演出できるのかを具体的に解説していきます。
同じ状況でも、色調や光の方向、コントラストなどを調整することで、シーンが明るく温かい印象にも、張り詰めた緊張感のあるものにも変化していきます。
演出意図に応じたルックの組み立て方を学ぶことで、表現の幅を広げ、より説得力のあるビジュアル作りを目指します。