演出を成立させるプリビズとレイアウト
~アニメーター出身CGSVが解説する、映画『あめだま』制作事例~
本講義では『あめだま』の制作事例をもとに、アニメーター出身CGSVの視点から、プリビズとレイアウトにフォーカスして事例を解説します。
CGアニメーション制作において混同されがちなプリビズとレイアウト。
プリビズは、演出の方向性を早い段階で検証するための工程。
レイアウトは、その演出をショットとして成立させるための設計工程。
この2つの役割を整理しながら、アニメーターの経験をCG
Supervisorとしてどのように作品へ活かし、演出をつないでいったのか。実際の資料や制作事例を交えながら、制作プロセスをご紹介します。
良いアニメーションを作るだけでなく、作品全体の演出を成立させるには何が必要なのか。
アニメーターからCG Supervisorへと役割が変わったことで得られた視点と経験を通して、作品づくりを理解するヒントをお伝えします。
© Baek Heena, Toei Animation
使用ソフトウェア(バージョン)
- Maya2020
アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた『あめだま』でCG Supervisorを担当。
ゲームプロモーション映像の監督や、ハリウッド式フル3DCGから日本アニメの作画テイストまで幅広い制作経験を持つ。
現在はフリーランスのCG Supervisorとして活動。
3児のパパで、育児と仕事の両立に日々奮闘中。
【略歴】
2009年、日本工学院八王子専門学校卒業。CGアニメーターとしてキャリアをスタートさせる。
2016年、トンコハウスの堤大介氏と、ロバート・コンドウ氏による短編映画の『ムーム』のCGスーパーバイザーを担当。
2018年、宮崎駿監督、スタジオジブリ作品の『毛虫のボロ』にCGアニメーターとして参加。
2019年、スクウェア・エニックスとプラチナゲームズが開発する『BABYLON'S FALL』のE3出展映像にて初監督を務める。
2020年、フリーランスとして活動を開始。ワンダリウムのアニメーションスーパーバイザーとして参加。
2022年、トンコハウスのプロジェクトONIにレイアウターとして参加。
2024年、ダンデライオンアニメーションスタジオ制作の短編アニメーション「あめだま」のCGスーパーバイザーを担当。
