コンテストのテーマ

西暦3025年

CGWORLDが企画・運営するBlenderユーザー限定の
CG作品コンテスト「b3d創作祭」が今回も開催。
プロ・アマ問わず、静止画でも映像でも、自由な発想で君だけの作品を生み出そう。

今回のテーマは 「西暦3025年」
1,000年後の未来の世界はどうなっているのか。
さまざまな切り口から、君の想像力を
フル回転させた作品を楽しみにしている。

審査員には、各分野で活躍する一流のクリエイターたちが集結。
それぞれの審査員が、心を動かされた1作品に賞を贈る。

どんな未来の世界が広がるのか。
エントリーを待っている。

JUDGES

審査員一覧

RAY WAKUI

涌井 嶺 氏

RAY WAKUI

涌井 嶺 氏

クリエイティブスタジオ「VeAble」を設立し、Blenderをメインツールとした映像のディレクションおよびVFX制作を行っている。

VFX-JAPANアワード2022「CM・プロモーションビデオ部門」優秀賞
「映像作家100人」4年連続選出
NHK連続テレビ小説「あんぱん」オープニング映像を監督。

評価基準
・作品に合った表現手法の選択と、そのクオリティー、画面構成力
・「未来と現在の境目」の描き方
SFにおける未来の世界の描写は、現在と地続きの部分とそうではない部分が混在しているからこそ面白いのだと思います。CGのクオリティや画面構成力はもちろん、「未来」の表現に対しての裏付けや、制作者ならではのこだわりを感じられる作品を楽しみにしています!

3DNCHU

3D人 氏

3DNCHU

3D人 氏

CG系情報ブログ「3D人 -3dnchu-」を趣味で運営して今年で15年。本職ではゲーム開発系の会社でTAやSurface Artistとして活動中。最近はBlenderやUnreal Engineなどのソフトウェアを中心に、その魅力や使い方を伝えることにも力を入れている。 https://3dnchu.com
https://x.com/ymt3d

評価基準
・独創性と画面構成
・ツール活用度&テクニカル度
・Blender愛やお猿の使い方
1000年後の世界をどう想像するか、その創造力こそが試されるお題です。
未来的であるだけでなく、ひとひねりある視点や意外な切り口の作品に出会えるのを楽しみにしています!
…え?私が思う1000年後?
そりゃあ、猿に支配されてるかもですね。

KAZUYA OHYANAGI

Kazuya Ohyanagi 氏

KAZUYA OHYANAGI

Kazuya Ohyanagi 氏

CGアーティスト。CG業界から商業作品に携わったのち独立。現在は少人数で制作するオリジナル作品にこだわり、大規模化・商業化・消費化が進むコンテンツ業界において、新たな価値と体験を模索している。現在、オリジナルショートフィルム「ARIADNE」を制作中。

評価基準
1.世界観、キャラクター、ストーリーの三つの要素を効果的に活用した「伝わる」表現かどうか
2.アイデアを形にする際に要求されるディテールに対して十分に応えられているかどうか
3.Kazuya Ohyanagiの好み
わたしは作品に優劣をつけるコンテストというのが昔からあまり好きではなくて、創造性に対して逆行した試みである印象を持っています。ですから、たとえ選出されなかったとしてもご自身の作品や感性を決して否定せず、むしろ結果をバネに力強く突き進んでいただきたいです。わたしも創作活動を愛する人間の端くれとして、皆さんの作品に敬意をもって審査し、参考にさせていただきます。よろしくお願いします。

REDJUICE

redjuice 氏

REDJUICE

redjuice 氏

イラストレーター、キャラクターデザイナー。主にアニメやゲームのキャラクターデザインやキービジュアルを手掛ける。Blenderもちょっとできる。

評価基準
スタイルの独自性
キャラクターデザイン・プロップデザインの面白さ
プロシージャルなモデリング、エフェクト表現
数学・物理学・工学等の理系分野の知見
西暦3025年??未だに天動説や四大元素を信じているヨーロッパ人が21世紀を想像するレベルのギャップがありますが、いくつものパラダイムシフト、シンギュラリティの先にあるテクノロジーを表現することは可能なのでしょうか?無理難題に思えますが、現代人のSF力が試されています!

POPREQ

ぽぷりか 氏

POPREQ

ぽぷりか 氏

映像制作チーム Hurray! 代表。
ヨルシカ、しぐれういなど多くのアーティスト楽曲のミュージックビデオやテレビアニメのエンディング映像などをチームのみで手掛ける。
2024年には、全国公開のアニメーション映画『数分間のエールを』の監督を務めた。

評価基準
思いついたアイデアが表現に上手く落とし込まれている事を評価したいです。アイデアの面白さに技術やセンスを上乗せしてぶつけてください!
応募する時点で超偉いですよね。僕は面倒くさがったり恥ずかしかったりしてコンテストへの応募を全然出来てこなかった人間なので、応募した時点で貴方は僕よりはるかに偉い。 先生の面白い作品、僕、見たいです!

YU TAKAHASHI

高橋 悠 氏

YU TAKAHASHI

高橋 悠 氏

2015年より実写映像制作を開始。2021年にコロナ禍での撮影停止を機にCG制作へ転向。Blenderで制作した自主CG作品「昭和124年」をSNSで発表し、予告編は100万再生を記録。現在経済産業省のクリエーター支援事業「創風」の支援を受け、短編オリジナル作品「胡蝶之夢」を制作中。

評価基準
世界観、物語性。独自のアイディア
1000年後の未来はユートピアなのか、ディストピアなのか、全く新しい何かなのか、審査員としてもワクワクしています。是非自由な発想で挑戦をして欲しいです。技術やスケール感だけでなく、物語性や世界感の奥行き、そしてそれをどう切り取ったのかにも注目したいと思っています。

HIRANOJI

平の字 氏

HIRANOJI

平の字 氏

東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。
普通の企業で会社員生活を4年ほどやった後、おもに書籍装画を手掛けるイラストレーターとして活動していたが、3年ほど前blenderに出会い、ジオメトリノードの正式リリースとともにジオメトリノード開発を始める。
現在、イラストレーター業と並行してblender、とくにジオメトリノードを用いて主にTVアニメーション作品の3D背景モデラ―・テックアーティスト・美術設定として活動している。
Netflix「リヴァイアサン」シーンデザイン、あんさんぶるスターズ「星の鳴動響きし時に」で舞台デザインなど。

評価基準
アイディアの独創性、ではありますが、独創性とは「誰も見たことない新奇で珍奇なもの」ではなくて、そのテーマについていかに真剣に考え、形に盛り込んだかだと思いますので、自分が好きだと思う世界を、なぜそれが好きか、それがどう「西暦3025年」につながるのか…を追求されたものが見てみたいな…と!
皆さん自身の偏愛をみせていただければ嬉しいです。
あと、個人的にはテックアート分野にいる(と自分では思っている)ので、独自の方法論で作られた作品にも興味あります。
いきなりすごい場に呼んでいただいて恐縮です…!Blender Fesでは何度かお邪魔している平の字と申します。
人様を審査させていただくというのも恐縮ですが、皆さんの独自のアイディア、それを形にしたものを見せていただける、ということでワクワクしています。
何よりも楽しんで作っていただけたらと…!
技術よりも経験よりも、「楽しんで作った」というのがあふれ出てくるような作品にあるパワーは人を動かす…!と信じています!

RYO WAKASUGI

若杉 遼 氏

RYO WAKASUGI

若杉 遼 氏

2012年にサンフランシスコの美術大学Academy of Art Universityを卒業後、 Pixar Animation StudiosにてCGアニメーターとしてキャリアをスタート。 Sony Pictures Imageworksを経て、現在はWalt Disney Animation Studiosにて、レイアウトアーティストを務める。 また、3DCGアニメーションに特化したオンラインスクール 「AnimationAid」の創設者として、運営の他、講師として教えている。 これまでの代表的な参加作品『スパイダーバース』(2019)『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)『モアナと伝説の海2』(2024)『ズートピア2』(2025)

評価基準
ストーリー
世界観
キャラクター性
僕が普段の仕事で扱うCGはある意味とてもロジカルである程度方程式に則ったアートなのですが、BlenderというCGの世界を変えたソフトを使ってこれまで見たことがない色々な角度から産まれる新しいストーリーに期待します!

SHO FUJITA

藤田 将 氏

SHO FUJITA

藤田 将 氏

1999年10月8日千葉県生まれ、東京電機大学卒。フリーランスの3DCGアーティストとして、最近はアニメ背景にも使えるセルルックCGの研究や、MVの背景モデル制作などで活躍している。現在、全てを一人で担当する全編18分の自主制作アニメーションを制作中。今後挑戦したいことはアニメの監督、脚本。

評価基準
作った人の"好き"が感じられる作品
3025年を形にするためには、その頃に世界がどうなっているのか、いろいろ想像して作る必要があるかもしれません。
何かを表現するために作られた作品というのは、見ていて楽しいものだと感じます。
皆さんの思う3025年を見せてください!

TAKEHARU MIKAMI

三上 丈晴 氏

TAKEHARU MIKAMI

三上 丈晴 氏

1968年生まれ、青森県弘前市出身。 筑波大学自然学類卒業。
1991年、学習研究社(学研)入社。『歴史群像』編集部に配属されたのち、入社半年目から「ムー」編集部。2005年に5代目編集長就任。
2021年6月24日より、福島市の「国際未確認飛行物体研究所」所長を務める。
UFOはじめ超常現象についてのご意見番としてメディア出演多数。
著書に『オカルト編集王 月刊ムー編集長のあやしい仕事術』(Gakken)。
趣味は翡翠採集と家庭菜園。

評価基準
未来世界のオカルト・リアリティ。
1000年後には超常現象の多くは科学的に解明され、異星人の存在は当たり前、人間も現在ような姿がではないかもしれない。過去から現代までの人類史の延長では計り知れない世界を想像力の限界まで挑戦してほしい。

OUTLINE

審査について

各審査員の基準によって判定されます。作品審査は、各審査員がそれぞれの審査基準に沿った作品を1つずつ選出します。

審査結果は9/28(日)配信
Blender Fes 2025 AW内にて発表!

ご応募いただいた作品は、入賞の結果に関わらず、Blender Fes 2025 AW のセッション間CMなどでご紹介させていただく場合がございます。

注意事項
  • 二次創作ではなく、応募者自身のオリジナル作品に限ります。模写作品はNGとします。
  • 過去にコンテストなどで入賞した作品および、他のコンテストに応募中の作品は応募できません。
  • 応募作品は、応募者が権利を有しており商用化されていないことが条件です。(他者の著作物を侵害する行為はおやめください)
  • フルCG以外の作品(実写合成等)も審査対象となります。
  • Blender以外のCGソフトウェアやゲームエンジンの使用も可能ですが、制作工程のどこかで必ずBlenderを使用してください。
  • 応募は1人1作品まで。ご本人による作品のみ対象となります。
  • 応募作品は入賞の有無に関わらず、Blender Fes 2025 AW内でご紹介させていただく場合がございます。
  • 応募作品は月刊CGWORLDやCGWORLD.jpなど本企画に関連する媒体、記事企画にてご紹介させていただく場合がございます。
  • 最終的なアウトプット(画像や映像)に生成AIを使用することは禁止とします。ただし、アイデア出しやラフの作成など、制作過程で参考として生成AIを活用することは問題ありません。
応募方法
1作品を1フォルダにまとめ、ZIPデータに圧縮して、GigaFile(ギガファイル)便などのデータ転送サービスでお送りください。下記のエントリーフォームより9/14(日)23:59までにフォームから応募をお願いします。ご応募の際、以下の情報をご登録いただく必要がございます。
  • Web、誌面掲載用のお名前
  • 作品URL
  • 作品名
  • 作品のアピールポイント(100~200文字程度)
  • 連絡先メールアドレス、電話番号
応募
締切
2025.9.14 SUN
画像作品を応募する場合
  • 画像解像度:左右、上下それぞれ3000pix以上を推奨。
  • ファイル形式はjpg。RGBデータにてご応募してください。
  • ご応募は1枚の静止画にてお願いいたします。複数枚でのご提出はお控えいただけますと幸いです。
動画作品を応募する場合
  • ファイル形式:mp4
  • 解像度:1,920×1,080 pixel
  • 動画秒数:最大10秒
  • ご応募は1つの動画ファイルにてお願いいたします。複数のご提出はお控えいただけますと幸いです。

賞金

各審査員賞
10名様
Amazonギフトカード
¥30,000円分
※同一作品が複数の審査員賞を受賞した場合、賞金は加算されます。
(例:2つの審査員賞を受賞した場合、賞金は6万円分となります)

REWARDS

入賞者特典

入賞者の作品は、月刊「CGWORLD」にて掲載されます!
掲載号は後日告知いたしますので、XのCGWORLD公式アカウントをチェックしてみてください。

LAST TIME

前回の様子