中西宏彰
原型師
1993年大阪府大阪市生まれ。造形作家・原型師・キャラクターアーティスト。 2016年大阪芸術大学キャラクター造形学科 漫画コース卒業。
自然生物が持つ構造、機能からなる造形美とそれらをより説得力のある存在に構築するために有機・無機と幅広い表現を得意とする。質感のディテールやその流れに注力し、完璧な造形を追求した架空のキャラクターを制作。その表面が幻視させる生命力を持ち、工業素材の持つニュートラル性や人工性を帯びた空虚な内部の本質を超えることで彫刻における生命の根底についてダイレクトに問いかける。
2022年に株式会社カプコン退社後は 長年ゲーム会社で得た知識、技術を駆使し独立したアーティストとして活動。
現在はフリーランスとしてフィギュア原型、ゲームキャラクター制作を主な業務としながら造形作家としてワンダーフェスティバルなどでディーラー参加。またアーティストコレクティブ「GOLEM」の所属作家として企画展で作品を発表している。