塚田式人外の方程式
~人に似てるけど少し違う「人外」の作り方~
人体をベースとした異形、人外、キメラの造形講座。表現したいモチーフ要素と、嘘のない造形を両立させたデザインとは。作りたいライン・シルエットを変えずに要素の巧みな足し引きでリアルでかっこよい造形を作り上げる方法を伝授する。
オリジナルの女の子モデルを素体とした制作過程で、作りたいライン、バランスを確認しながら、引くべき要素足すべき要素について解説。
- 1. 作りたいライン・シルエット出しについて
まずはスケッチ・ドローイングから。「作りたいライン・シルエット出し」の考え方を解説。 - 2. ラフデザイン・モチーフを決める
「作りたいライン」が美しく見える要素だけを採用する。
・ツノ
・しっぽ
・手足の長さ
・手足の太さ
・首の長さ
・顔の変形 - 3. 女の子素体から人外へ
ラフデザインを見ながら、作りたいラインと全身のバランスを考え、造形開始。人外要素の足し引きを解説。
・ツノ
・しっぽ
・手足の長さ
・手足の太さ
・首の長さ
・顔の変形
・表皮の質感や統一感
・「作りたいライン」を邪魔しない要素の選択
塚田 貴士
造形作家・原型師
1983年、京都府生まれ。チョコエッグをきっかけにフィギュアへ関心を持つ。玩具製造会社勤務を経て、造形スタジオGILLGILLに所属。2024年『MONSTRUM 塚田貴士造形集+ZBrush入門テクニック』(玄光社)出版。
商業造形においては、常に実直すぎるほど誠実にモチーフと向き合い、原画の魅力と嘘のない造形を成立させる。個人作品では、獣人や亜人といった人型のキメラを題材とし、陰鬱でありながら麗しい独特の表現を探求し続けている。