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ファッション業界ではアパレルCADを使用したデザインのデジタル化はもちろん、よりフォトリアルCGでのデジタルサンプル作成、3Dプリント、また、メタバースやNFTといったバーチャルファッションまで、様々な場面で活用されている3DCG。
ビジュラム第三弾となる今回は、ファッションデザイナーの中村理彩子 氏をスピーカーにお迎えし、海外での3DCGの活用についてや自身のアパレルブランドでの活用のお話をしていただきます。
講演者
ファッションデザイナー
1994年生まれ ファッションデザイナー。慶應義塾大学総合政策学部卒業。文化服装学院服装科二部卒業。芸術家支援財団KUMA財団奨学生(2018年~)。MUTEK.JP Edition 7 (2022)で脚本と衣装を担当。自身のデジタルウェアラブル作品と共に出演するCosm X labs社製作のVRドキュメンタリー"TokyoOrigami"はOclulusサイトから視聴可能。デジタル衣装作品等は米国プラットホーム Dress Xでも販売中。3DモデリングやCNC機器を活用したデジタルファブリケーションを衣装作品の製作、デジタルファッションを活用したサービス作りに関わるほか、2021年からは3DCG技術を用いた企画、生産、そして販売施策を、自身の販売する製品に活用している。
メッセージ
「素材感や動きが重視される洋服は、CGのデジタル感やバーチャル空間とは相性が悪そう」と考える人も多いはずです。そんな中でデジタルファッションがなぜ、そしてどのように活用されているのか、世界のデジタルファッション動向を簡単にご紹介します。 後半では、わたし自身が参加したデジタルファッションを活用したプロジェクトやその失敗も紹介し、その後、それを経て現在に至る自身のデジタルファッションの活用例をご紹介します。そこでは、3DCG技術を活用することで顧客とつながり、顧客を知る方法にもなりうる可能性に触れます。デジタルファッションは洋服という商品の枠組みを越えた、消費者や視聴者との次世代の新たなコミュニケーションツールになるでしょうか?質疑応答の中では視聴者と対話できることを期待しています。
世界の企業、ブランド、クリエイターはなぜデジタルファッションやバーチャルファッションを活用し、そして何を期待しているのか?を実例を交えてお話ししていただきます。
◆2022年、世界とデジタルファッションの大きな流れ、市場や世界の期待
◆Aww Inc.のプロデューサー・ジューストー沙羅氏との対談インタビュー
2021年〜2022年にかけて参加した3DCGを活用したプロジェクトや、実証実験を紹介。
◆3DCGサンプルを用いたクリエイターのアパレルグッズ製作サービスのMVP
◆3DCGサンプルを活用した、「消費者参加型」のアパレル商品販売サービスのMVP(イラストレーターさんとのコラボレーション)
◆3DCGアパレルを活用した、「ゲーム内課金のように服が買えるサービス」のMVP (お笑い芸人さんとのコラボレーション)
顧客との「対話」で3DCGを使っているという中村理彩子氏。今まで携わってきたプロジェクトや実証実験での失敗を踏まえて、現在はどのようにCGツールを使っているのか、実機での制作フローを交えながらお話していただきます。
1.なぜ3DCGを使うのか : 個人的に解決しようとしている課題
2. 実際のデザインからパターンまでの一連のフロー(実機を動かしながらの解説)
3. 使った結果:最終形態や、解決したかった課題はどうなったのか?
4. 使う前と後:CGを活用する前と活用した後でデザインにどのような影響を与えたか
日時 |
2023年9月27日(水) |
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時間 |
17:00 ~ 19:00 |
参加対象 |
ファッション・アパレル 業界でDX、3DCGの活用をお考えの方 |
参加費 |
無料 ※事前登録制 |
会場 |
オンライン配信 |
アーカイブ |
あり ※アーカイブ視聴をご希望の方も事前の登録が必要です |
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