このセッションでは、SFアートブック『KIN―マイコシーン』を事例に、3DCGをベースとした効率的な2Dアート制作の手法をご説明します。またオリジナルな世界観を構築するため、様々なコンセプトアートを創造する過程をご紹介します。
【主なご紹介内容】
- 3Dを駆使した効率的な2Dアート制作のワークフロー。
- VRツールを用いたアート制作の流れ。
- 世界観を構築する背景・キャラクター・プロップなどコンセプトアートの事例。
【事例作品】
『KIN―マイコシーン』は、3000時間以上の制作期間を費やして制作されたオリジナルのSFアートブックです。120ページに渡るストーリーとイラストで、菌に支配された世界を描きます。
『KIN―マイコシーン』はこちら:https://www.kin.junglecrow.studio/jp
講演者
株式会社MUGENUP
アントワーヌ・ペラン 氏
JUNGLECROW STUDIO クリエイティブディレクター
2009年に来日後、在日フランス大使館、現代アートギャラリーを経て2014年にMUGENUPに就職。『えんとつ町のプペル』をはじめとするコンセプトアート技術を取り入れた絵本制作のディレクションを行う一方、2018年に同社内で国際的なクリエイターチーム「ジャングルクロウ・スタジオ」を発足。
株式会社MUGENUP
小林 良平 氏
JUNGLECROW STUDIO クリエイティブディレクター
専門学校卒業後1995年、ゲーム開発会社に就職。その後、広告業界に転身し、Webディレクターをつとめた後、10年前からゲーム業界に復帰する。現在は同社のデジタルクリエイティブ事業に携わり、登録クリエイターのディレクションを行う。
受講対象:
コンセプトアートに興味ある方、3Dを使って2Dイラスト制作の効率化を図りたい方
使用ソフトウェア:
Medium by Adobe、Gravity Sketch、Blender、Photoshop
難易度:
★★★(中級者向け)
アーカイブ配信:
あり