年々その制作予算・撮影期間の規模が大きくなり、クオリティが向上しているK-POPのミュージックビデオ。
そんなK-POPの映像演出に憧れを持つメンバーが集結した映像クリエイティブ「VeAble」が、VFXを活用して韓国クオリティのMVを国内で制作するチャレンジについて語ります。
グリーンバックのみでの撮影ながら、10種類近くの背景セットの中で撮影したかのようにVFXを駆使して制作された「佐藤ノア – LADYBUG」のミュージックビデオを例に、実際のワークフローの解説やVFXを使うことのメリット/デメリット、チームとして今後どのような映像を作っていきたいかなど、その展望についても話します。
佐藤ノア「LADYBUG」MV
https://youtu.be/gnWpfVqxJK0
・VFXを使ったミュージックビデオで演出の幅をどう広げるか
・限られた制作スケジュール内での連携と詳細なワークフロー
・Blender上での背景セット制作メイキング
・After Effectsでのコンポジット、リアルにするための考え方
講演者
VeAble
涌井 嶺 氏
映像ディレクター / VFXアーティスト
1993年生まれ / ENTJ
VFXアーティスト・映像ディレクター。
映像作家100人2022選出 / VFX Awards JAPAN 2022 優秀賞受賞。
2021年、人物以外フルCGの実写合成で制作したMV「Everything Lost」が大きな話題を集めた。
その後は実写合成や3DCGのノウハウを生かし、手越祐也、ゴールデンボンバー、中島美嘉、ずっと真夜中でいいのに。など著名アーティストのMVやCMでリードVFXアーティストを務める。
VeAble
MONA(黒岡 萌奈)氏
映像ディレクター
1995年生まれ / ENFP。映像ディレクター。
2016年ごろより映像制作をスタート。
アイドルのMVや番組のオープニングや、ファッション・ビューティーの広告映像等、トレンドを意識した色彩表現のある映像を得意とする。
JO1 EXHIBITION in Gallery AaMo 展示用映像 / 神宿FANTASTIC GIRL/LOVE GAME MV /彼とオオカミちゃんには騙されないOPなど。
企画から監督・撮影・編集まで一貫して行うことを強みに、都内を中心に活動中。
VeAble
史耕
映像ディレクター / プロデューサー
実写やCG、手描きアニメーションなどの幅広い表現を得意とした監督、兼プロデューサー。
インターネットカルチャーとKPOPカルチャーに精通している。
2019年にCGデザイン/アニメ制作進行から映像業界に入る。
マーケティングを意識したプランニングにより、ブランド、商材、楽曲の周知、認知の結果にコミットするコンテンツ制作を得意とする。
受講対象
韓国のMVが好きな方、VFXで演出の幅を広げたい方
使用ソフトウェア
Blender 3.1、After Effects CC2022
難易度
★★★(中級者向け)