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Framestore社におけるVFX制作の裏側 〜 映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のメイキング 〜

11月9日(水) |18:30 – 19:30

Alexis Wajsbrot氏による、マーベル・スタジオの『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の迫力満点のVFX制作秘話のご紹介。

過去10年間にわたりMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の共同制作者を務めるAlexis Wajsbrot氏は、2016年に『ドクター・ストレンジ』のCGスーパーバイザーを担当。

Framestoreが担当したヴィシャンティ寺院や、アメリカ・チャベスを執拗に追い回す炎の悪魔の制作について、また、ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスが20の異なる宇宙を浮遊する”ポータルライド”シークエンスについても解説します。

※本セッションは英語音声の日本語字幕でお届けします。

講演者

Framestore
Alexis Wajsbrot(アレクシス・ワイスブロット) 氏
VFXスーパーバイザー

Alexisは、『ドクター・ストレンジ』の衝撃的な世界観、Taika Waititi監督のユニークな『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で、ピーター・パーカーの最も恐れたことを形にした卓越したイリュージョンバトルなど、最近のプロジェクトで驚くほどエンターテイメント性の高い映画のアクションシーンの立案・監督を行っている。
2009年にMike Newell監督作『プリンス・オブ・ペルシャ』のリードFX TDとしてFramestoreに入社し、CGの力作「砂の部屋」を制作。Alfonso Cuarón監督作の『ゼロ・グラビティ』では、FXスーパーバイザーとして、新しい専用ソフトの開発と実装を指揮。技術的知識と真のクリエイティブな才能を持ち、加えて映画への深い愛情を作品に注ぐAlexisは、2016年のロサンゼルス映画祭でプレミア上映され、高い評価を受けたホラー映画『ドント・ハングアップ』で共同監督を務めた。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で3本の映画作品を手がけた後、そのスキルを引っ提げて、Patty Jenkins監督のヒーロー作品『ワンダーウーマン 1984』でアクション満載の第3幕のスーパーバイジングを担当。最新作はVFXスーパーバイザーを務めた『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。また、引き続きMCUプロジェクトへの参加も予定している。

受講対象

映像制作に関わる方、特にVFX分野の方

使用ソフトウェア

Foundry Nuke、Mari

難易度

★(初級者向け)