モデリング(キャラクター&背景)
カラーマネージメントを意識したキャラクタールックデヴのワークフロー
12/21 SAT 13:00~14:30
本講義ではUnreal Engine 5(UE5)でリアルなキャラクターの質感を向上させるためのフローを解説します。
これらのノウハウは、ほかのCG制作やレンダリングにも応用できる内容です。
(1)写真ベースのテクスチャ制作とスキャンアセットの併用
カメラで撮影した写真を編集し、スキャンアセットと組み合わせてテクスチャを作成する方法を紹介します。この方法は、よりリアルな質感をキャラクターに与えるための手法です。
(2)テクスチャ制作の要点とカラーマネジメントのポイント
32bit linear空間と8bit空間の違いについて解説します。また、テクスチャ制作の際に役立つちょっとしたテクニックも紹介します。カラーマネジメントをきちんと行うことで、レンダリング時の色の変化を抑えることができます。
(3)LookDev環境のライティング構築
HDRI(高ダイナミックレンジイメージ)をLinear Spaceで設定することの重要性と、UE5での具体的な適用方法について解説します。また、カラーチェッカーを使った色の調整方法や、クロームボールとメタルボールを使った反射の確認方法についても説明します。
(4)UE5でのシェーディング
サブサーフェイスプロファイル(SSP)の設定や、SSS(サブサーフェイス・スキャッタリング)のマスクの適用方法について説明します。これにより、肌などの半透明な質感をリアルに表現することができます。
(5)UE5でのノーマルマップの活用
リピートノーマルを使って細部のディテールを強調する方法と、UE5での具体的な活用例を紹介します。ノーマルマップの適用によって、よりリアルな表面の凹凸をつくり出すことができます。
講師紹介
character artist
平川 詩恩 氏
バーチャルヒューマン「imma」に関連するコンテンツ制作に従事。IKEAやAmazon、COACH、野村證券など幅広いクライアントのクリエイティブを担当。
2023年からはAwwの新規事業「ANOME」のキャラクター制作も兼務。
直近はUEでのシェーダー開発などに取り組み、immaの表情の基礎レベル向上に成功。
[ 受講チケット ]
¥ 26,400(税込)
[ チケット購入時のご注意 ]
- ● チケットは1種類で2日間のすべての講義が視聴可能です。
- ● 1チケットにつき1名での視聴となります。
- ● 視聴チケットはCGWORLD Online Tutorialsでの販売となります。