京都大学で数学を専攻、大阪大学（物理学修士）、東京大学工学系研究科博士課程を経て博士（工学、東京大学）。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。著書に『人工知能の作り方』『ゲームAI技術入門』『戦略ゲームAI解体新書』、共著に『FINAL FANTASY XVの人工知能』『ゲーム情報学概論』（CEDEC AWARDS 2018 著述賞）など多数。『大規模デジタルゲームにおける人工知能の一般的体系と実装 －FINAL FANTASY XVの実例を基に－』にて2020年度人工知能学会論文賞を受賞。

2008年にゲーム業界でゲームプログラマとしてキャリアをスタートし、複数のコンソールゲーム開発でゲームAIを担当する。2012年にスクウェア・エニックス入社。「FINAL FANTASY XV」等大型タイトルでエネミーAIの開発に携わる。現在はAI&エンジン開発部で内製エンジンのゲームAIシステムの開発を進めている。