9/5(土)|14:00~15:30|
3Dアニメーションを作るときにはストーリーボード、レイアウト、そして、3Dでブロッキング、そしてポリッシュという段階を踏みます。
そこで私は3Dでブロッキングをする前に2Dで簡単にアニメーションするという工程をふみます。この工程を2Dスケッチブロッキングといいます。
なぜここで2Dの工程を踏むのかというと、3Dブロッキングよりも早く、そしてリグにとらわれない自由なポージング、アイデア、そしてよりいいアニメーションが出来ると考えているからです。
この講義では3Dアニメーターの2Dスキルの重要性、そして私がアニメーションを作る際にやっている2Dブロッキングのワークフローについて解説します。
絵が描けるようになるとアニメーションの幅も広がり、3Dでやると複雑で有機的な難しいモーションでも2Dブロッキングでさっと全体のアイデアをまとめることにより、監督やクライアントとのコミュニケーションも円滑に進みます。
トンコハウス アニメーター
中村 俊博
福岡県出身。6年間日本でTVCM、映画などに関わる。
2010年に渡米、サンフランシスコの美大、アカデミー・オブ・アート在学中に短編映画「ダムキーパー」に参加。
卒業後はTwitter,Googleのコマーシャルを手がけた後、ソニーコンピュータエンターテインメントアメリカにアニメーターのインターンとして働く。
現在はトンコハウスに所属。3Dアニメーターとして短編映画「ムーム」に参加。「丘の上のダムキーパー」では2Dアニメーターとして参加している。
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