講演内容:
本講義では、後工程に“呪い”を持ち込まず、“並行世界”を構築できる、コンカレント型パイプラインの将来性を、GafferやKATANAによるルックデヴのデモを交えて解説します。
また、AlembicやUSDといった要素技術、USDを取り巻く昨今の状況、GPUレンダリングとクラウドレンダリングの展望などの技術トピックについてもお話します。
関連記事:
・痴山紘史の日本CG見聞録 第5回:Gafferによるルックデヴ&ライティング(https://cgworld.jp/regular/201810-chiyama-05.html)
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登壇者:
痴山 紘史 氏
代表/エンジニア
大学卒業後、株式会社IMAGICA入社。放送局向けリアルタイムCGシステムの構築・運用に携わる。その後、株式会社リンクス・デジワークスにて映画・ゲームなどの映像制作に携わる。2010年独立、現職。映像制作プロダクション向けのパイプラインの開発と提供を行なっている。新人パパ。娘かわいい。
澤田 友明 氏
レンダリングスペシャリスト
広告やBtoB関係のCG制作で長年R&Dを任され、 グローバルイルミネーションレンダラが世に登場しはじめた頃から、 3ds Max、Maya、その他アプリケーションのオリジナル、プラグインを問わず、様々なレンダラの検証を行なってきた。 現在はコロッサスでCGディレクションやR&Dを行なっている。
受講対象:
従来のパイプラインの問題点と、その改善策に興味がある方