Last Interactive Creative Environment
2011年11月から始まったこの連載も、今回で最終回です。残念ではありますが、Softimageの開発終了を受けての連載終了となります。連載開始以来、当社映像スタッフ全員で、ICEという小さな結晶でできた大きな氷の楽園「ICE Garden」を皆様にお届けしてきました。それらの作品をご覧いただき、本当にありがとうございました。この連載を通して、少しでも皆様の力になれていたとしたら幸いです。
本連載では、数多くのICEによる表現を紹介してきました。もちろん、本連載では紹介しきれなかった機能がまだまだたくさんあります。私たちが紹介してきたICEの機能は氷山の一角にすぎません。ICEは、モデリング、リギング、アニメーション、パーティクル、エフェクト、ありとあらゆる工程を構築できる無限の可能性を秘めたシステムです。シーン内のあらゆるパラメータにアクセスし、変更を加えることが可能なICE。まさにICEの可能性は無限大です。
動画作品は今まで担当したスタッフに敬意を払ったものとなっています。ぜひご覧ください。約3年の間、本当にありがとうございました。またいつの日か、再び誌上でお会いできる日を信じています。
TEXT_山崎伸浩(リードデザイナー、FLAME)