正面から見た顔の簡単な描き方
ステップ05:
眉弓から同じ距離だけ上に印をつけます(髪の生え際を表します)
ステップ06:
サングラスのような形状を描きます。これは目の位置を決める重要な段階です
ステップ07:
「サングラス」の凹みから伸びる鼻の基本構造を描きます
シンプルな頭部スケッチ
当然ながらこれらは単なる基本指針であり、磨きをかけることができます。自然にできるようになるまで、練習を続けましょう。この手法に十分慣れたら実物やリファレンス写真を使い、さまざまな角度から簡略化した頭部を描いてみます。
頭部の基本スケッチに慣れたら、顔の造作を加えていきます。似ているかどうかはあまり気にしないでください。クイックスケッチ形式では時間がとても限られるため、正確な配置とプロポーションに重点を置きます。Jeff R. Wattsから教わった便利な手法では、まず、さまざまなサイズの卵型を描き、それらの中に頭部を配置します。こうすると最初から正確な構図を作成でき、限られた空間に顔の造作を配置する脳のトレーニングにもなります。この頭部スケッチの練習が私のキャリアにとって、どれほど有用かつ重要であったかは言い尽くせません。定期的にこのテーマに限定したライフドローイングのセッションを行うことをお勧めします。
書籍情報
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コンセプトアーティストのための人体ドローイング
Figure Drawing for Concept Artists 日本語版
著者:Kan Muftic
制作:3DTotal Publishing
発行・発売:株式会社 ボーンデジタル
ISBN:978-4-86246-406-4
サイズ:210 x 279 x 11 mm (A4)
価格:3,888 円(税込)