>   >  コンセプトアーティストのための人体ドローイング:解剖学に則した頭部の描き方
コンセプトアーティストのための人体ドローイング:解剖学に則した頭部の描き方

コンセプトアーティストのための人体ドローイング:解剖学に則した頭部の描き方

正面から見た顔の簡単な描き方


  • ステップ01
    頭蓋骨の円を描きます


  • ステップ02
    半分に分ける垂線を描き、頭蓋骨の両端をカットします


  • ステップ03
    頭部の側面から伸びる下顎の輪郭を描きます


  • ステップ04
    頭蓋骨を半分に分ける水平線を描きます。これが眉弓の高さになります。この線と顎先の中間点に印をつけます(鼻柱基部を表します)

ステップ05
眉弓から同じ距離だけ上に印をつけます(髪の生え際を表します)

ステップ06
サングラスのような形状を描きます。これは目の位置を決める重要な段階です

ステップ07
「サングラス」の凹みから伸びる鼻の基本構造を描きます


  • ステップ08
    両側に、眉弓の高さから始まり、鼻柱基部で終わる楕円を2つ配置。耳のベースになります


  • ステップ09
    鼻柱基部と顎の間に線を引きます。これは口の中間部です


  • ステップ10
    口輪筋を特徴づけます。これは、最終的な絵の目立ち具合によって、性格・年齢・性別などの特性を伝える重要なランドマークです


  • ステップ11
    簡略化した口の形状を描きます


  • ステップ12
    配置に注意しながら、目のための円を2つ描きます。これらは一般的に鼻の幅と一致します。左目と右目の間隔は、だいたい目の幅1つ分です


  • ステップ13
    まぶたを描き、瞳孔を表します


  • ステップ14
    ディテールとシェーディングを加えて、洗練します

シンプルな頭部スケッチ

当然ながらこれらは単なる基本指針であり、磨きをかけることができます。自然にできるようになるまで、練習を続けましょう。この手法に十分慣れたら実物やリファレンス写真を使い、さまざまな角度から簡略化した頭部を描いてみます。

頭部の基本スケッチに慣れたら、顔の造作を加えていきます。似ているかどうかはあまり気にしないでください。クイックスケッチ形式では時間がとても限られるため、正確な配置とプロポーションに重点を置きます。Jeff R. Wattsから教わった便利な手法では、まず、さまざまなサイズの卵型を描き、それらの中に頭部を配置します。こうすると最初から正確な構図を作成でき、限られた空間に顔の造作を配置する脳のトレーニングにもなります。この頭部スケッチの練習が私のキャリアにとって、どれほど有用かつ重要であったかは言い尽くせません。定期的にこのテーマに限定したライフドローイングのセッションを行うことをお勧めします。



  • さまざまなサイズの卵型を使ってスケッチされた頭部

書籍情報

  • コンセプトアーティストのための人体ドローイング
    Figure Drawing for Concept Artists 日本語版
    著者:Kan Muftic
    制作:3DTotal Publishing
    発行・発売:株式会社 ボーンデジタル
    ISBN:978-4-86246-406-4
    サイズ:210 x 279 x 11 mm (A4)
    価格:3,888 円(税込)
書籍のご購入はこちら

特集