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「世界を変えるデジタル体験を」、Premiere Pro CCやAfter Effectsのアップデートに関する記者説明会をレポート

「世界を変えるデジタル体験を」、Premiere Pro CCやAfter Effectsのアップデートに関する記者説明会をレポート

After Effects CC最新版バージョンの新機能

今年で25周年を迎えたAfter Effectsでは、以下のようなアップデートが行われた。


エッセンシャルグラフィックスパネルでは選択できる項目が増加し、より多くのパラメータが使えるようになった。また、今回からモーショングラフィックステンプレートを自分で編集できるようになっている。


モーショングラフィックス作成時は従来JSON形式の外部データの読み込みが可能だったが、最新バージョンからはcsv/tsvの読み込みも可能となった。その他、プロパティ情報を直接コンポジションのメインパネルにもっていくとテキストレイヤーにしてくれるという機能も追加されている。

また、大きくアップデートされたのが「パペットツール機能」だ。パペットツールは1つまたは複数の変形ピンを移動して、全体的なメッシュの硬さを可能な限り保ちながら、ピンの動きに合わせてメッシュの形を変化させるエフェクト。デモでは「旗が揺れるモーション」を新旧比較して確認することができた。



こちらの画像のように、今回から「ピンを打ったところを中心に」メッシュ割りができるようになっているため、従来の一様なものではなくピンを置いた所にウェイトを置けるようになっている。従来方式では過度なアニメーションを付けると旗が棒から外れてしまうように見える場合もあったが、パペットエンジンに新たに追加された『メッシュの回転の調整』を用いることで、より細かいリアリティのあるパペット・アニメーションがつくれるようになっている。


また、旗をアニメーションをする場合、旗の中心のロゴを見せないといけない場合もあるが、こうした際は「パペットスターチツール」を活用することで必要箇所を保持できる。これらの機能については、「数値的ではなく有機的な動きが実現可能になった」というコメントもあった。


また、Premiere Pro CC同様にVR空間での制作を可能とするイマーシブ環境に対応した。こちらはWindows限定の機能だが、HTC vive,Oculus Rift,Windows MRが接続されていると設定次第でイマーシブ環境での作業が可能となる。

Creative Cloudの最新アップデートは発表と同時に提供が開始される。先述の通り二極化の進む映像制作分野において、両者で共通する「クオリティの高い動画を効率よくつくりたい」という要望に応える形となった今回のアップデート。プロフェッショナルな現場だけでなく、これから映像制作を手がけていくクリエイターにとっても必携ツールとなることは間違いないだろう。

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