>   >  『SINoALICE ーシノアリスー』開発現場はジャズ演奏のように刺激的な毎日! ポケラボ クリエイティブ部による座談会レポート
『SINoALICE ーシノアリスー』開発現場はジャズ演奏のように刺激的な毎日! ポケラボ クリエイティブ部による座談会レポート

『SINoALICE ーシノアリスー』開発現場はジャズ演奏のように刺激的な毎日! ポケラボ クリエイティブ部による座談会レポート

<3>現場はアドリブをぶつけ合う「ジャズ演奏」

『SINoALICE ーシノアリスー』のリードデザイナーを担当するポケラボ デザイナーチーム デザイナーの栗田 昭氏は、開発中は全体のエフェクトはもっと抑え気味だったと明かした。


  • 栗田 昭氏(ポケラボ デザイナーチーム デザイナー)

理由は世界観がシリアスなものだったことが理由だが、原作とクリエイティブディレクターを務めるヨコオタロウ氏から「もっと派手に」とリクエストが入り、今のおどろおどろしくて質感のあるエフェクトが出来上がったそうだ。

また栗田氏が本作において印象的なこととして挙げたのが、イベントに合わせてつくるバナーのクリエイティブ。それまでは様々な訴求ポイントをバナーに詰め込むのが主流だったが、作品の方針に合わせて「1バナーにつき訴求ポイントは1つ」と情報量を絞って制作している。作品のブランディングが、バナーのクリエイティブからでもできるという経験は、とても新鮮だったとした。


『SINoALICE ーシノアリスー』のエフェクト


「新鮮だった」というバナーのクリエイティブ


このほか栗田氏はユーザーから評判のいいスタンプにも言及。制作のコツは「ネットスラングに走りすぎないこと」だという

最後に池田氏は、「クリエイティブ部の楽しいところ」を音楽にたとえて「アドリブをぶつけ合うジャズ演奏のよう」とした。

上記の双剣の例で言えば、エンジニアが「双剣のモーションに専用エフェクトがほしいから、明日までに用意してほしい」と突然話し出したという。「手順を踏まなくとも、良くなるならすぐやろうという空気がある。役割をしっかり分けるオーケストラ的なゲーム開発もあるが、ポケラボはジャズ演奏のような緊迫感がある。『そう来たか、ならこうするよ』みたいなやり取りが刺激的で、居心地が良い」と締めくくった。

なお会場では、クリエイティブ部の若手メンバーが日々のスキルアップ施策を綴る「Creative Blog」も紹介された。まだ起ち上がったばかりだが、ポケラボのモノづくりの雰囲気が伝えられるブログになるという。


今ポケラボとして推しているというマスコットキャラクターの「ポケロボくん」。今後のイベントでも見かける機会があるかもしれない。ポケロボくんTwitter:https://twitter.com/pokerobokun

  • 『SINoALICE -シノアリス-』等のクリエイター陣が語る!ポケラボ流クリエイティブのツクリカタ
    日時:2019年3月7日(木)20:00~
    場所:株式会社ポケラボ
    pokelabo-event.connpass.com/event/120572/

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