PROCESS 思い描いたイメージを確実に映像化させる
実写とCGの一体感を追求した本作。それを実現させるにあたっては、プリプロにおける各種設計を、本制作時に見た目で合わせるのではなく、データとしてもカメラワークやパースを極力正確にすることが目指された
STEP 1:イメージボード
プリプロ(プリプロダクション)時に丹治 匠氏が描いたイメージボード。プロジェクトの初期から、石井監督が目指すビジュアルがしっかりと定まっていたことが窺える。
STEP 2:ガメラの3DCGモデル
高浜 幹氏が作成したマケットをリファレンスに、ModelingCafeが作成したガメラの3DCGモデ ル。かなりのクローズショットにも対応できる非常にハイディテールな仕上がりだという。
STEP 3:ビデオコンテ
石井監督が描いた絵コンテと、それを基に描かれたイメージボードを用いて作成された、ビデオコンテのカット表。
STEP 4:プリビズ
都築雄二美術監督が作成した設計図を基に作成されたプリビズ(プリビジュアライゼーション)のカット表。ロケセットならびにCGの背景セットを作る上では綿密なロケハンも行われたという。
STEP 5:場面写真
完成した映像。プリプロ段階で設計した世界観が最終的なビジュアルへと着実に反映されている。
INTERVIEW_桑島龍一 / Ryuichi Kuwajima
EDIT_沼倉有人(CGWORLD) / Arihito Numakura
PHOTO_弘田 充 / Mitsuru Hirota
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「ガメラ生誕50周年」記念サイト
www.gamera-50th.jp