3D Animation + Visual Effectsコースの教室風景。卒業生の作品がパブリックモニターでループ再生されており、モチベーションを高める効果を果たしている。使用ツールはMaya、ZBrush、NUKE、Photoshop、After Effectsなどで、モデリングだけでなくライティングやコンポジットも学ぶ
学生はカリキュラムを通して、徐々に自分の専門領域を決めていき、卒業制作では個人又は3〜4人で短編アニメーションを制作する。卒業生の職種はモデラーやアニメーター、マットペインター、コンポジターなど。就職先もDigital Domain、Rhythm & Hues、Industrial Light Magic、Pixarなどの著名スタジオや、テレビ局、CM制作会社など多岐にわたる
3D Animation + Visual Effectsコースのメンター(指導者)陣。いずれも地元のCGや映像制作スタジオで働くプロフェッショナルばかりだ
メンター陣の来校予定表。制作中の課題や作品について実践的な指導が受けられる。中には授業についていけず、落ちこぼれてしまう学生もいる。そうした学生に対しても、できるだけフォローアップするように努めているという
メンター陣の予約シート。人気のメンターほど早い者勝ちで予定が埋まっていく
Animation Concept Artsコース従来のClassic Animationコースから分かれて、2015年に新設されたAnimation Concept Artsコースの教室風景。手描きアニメーションの歴史を踏まえつつ、デジタル機材が多用されている。卒業後の進路はストーリーボードアーティスト、カラーアーティスト、キャラクターデザイナーなど。中には社会人から学び直す学生もいる
はじめにデッサンや手描きアニメーションの技術を一通り学んだ後、デジタル技術を用いた制作に進んでいく。後半の半年間は卒業制作に当てられ、チーム制作を進めつつ、個人のポートフォリオも充実させていく。車両デザイン・背景デザイン・キャラクターデザイン・コンセプトアートなどが主な成果物となる
ハングルで埋め尽くされたホワイトボード。アジアの玄関口だけあって、中国・韓国からの留学生も多い
Classical AnimationコースClassical Animationコースの教室風景。ストーリーボードやコンセプトアート、キャラクターデザイン、アニメーションなどを学びながら、1本の短編アニメーションをつくり上げていく。すっかり3DCGに移行したかのように見える海外のアニメシーンだが、手描きアニメーションの作品も数多く制作されており、アニメーターの需要もある
手描きの動画をスキャンしてデジタル化し、彩色とコンポジットを行っていく。カリキュラムの終盤では手描きアニメだけでなく、FlashやHarmonyを使った2Dデジタルアニメの制作についても学ぶ。卒業後のキャリアは手描きアニメーター、2Dデジタルアニメーター、レイアウトアーティストなど
「読書をすると命を落とす」というブラックでシュールな世界を描いた短編アニメ『Reading Kills』の制作メモ。2012年度の学生作品だ
『Reading Kills』