>   >  スマホ向けゲーム『#コンパス』、『武器よさらば』、VRゲーム『釣り★スタVR』における3DCG表現~「Flyers' Lab #4」レポート
スマホ向けゲーム『#コンパス』、『武器よさらば』、VRゲーム『釣り★スタVR』における3DCG表現~「Flyers' Lab #4」レポート

スマホ向けゲーム『#コンパス』、『武器よさらば』、VRゲーム『釣り★スタVR』における3DCG表現~「Flyers' Lab #4」レポート

<4>VR作品『釣りスタ★VR』の開発事例

続いてはグリーよりDaydream向けに配信されている『釣りスタ★VR』のメイキングが紹介された。『釣りスタ』自体はガラケー時代からあるシリーズだが、10周年に向けてVR版として新規開発されたのが『釣り★スタVR』だ。昨年12月にリリースされZBurshやキャラクターの表情にblend shapeが用いられるなど、『武器よさらば』の時と比べるとワークフローが変化している。作品のメインとも言える魚も、全てコンセプトアートからZBrushでつくっていったとのこと。

『釣り★スタ VR』
ジャンル:アクション
料金:基本無料(アプリ内購入あり)
vr.gree.net/ja/products/fishingstar-vr
© GREE, Inc.

キャラクターのメイキング

3DCGモデル



  • テクスチャ



  • リグ。『武器よさらば』とは異なり五指にもリグが入っている

魚のメイキング


『釣り★スタ!』といえば「魚」。多種多様な形状のものが多いが、リグはシンプルにつくられている



  • ZBrushによるコンセプトアート



  • 左から、ディフューズマップ、ノーマルマップ、スペキュラマップ



  • 3DCGモデル



  • リグ



  • アンカーのオブジェクトをUnity側で用意し、それを魚の口の位置に配置することで針の位置を制御している



  • 水中にいる影の魚

釣り具のメイキング


ユニークな形状の釣り竿が数多く用意されている

3DCGモデル



  • 左から、ディフューズマップ、ノーマルマップ、スペキュラマップ



  • リグ


釣り竿の「揺れ」の表現にはDynamic Boneが使用された


釣り竿の種類は数多くあり、特性上揺れものが多かったため、チャレンジングな試みだったそう

アセット数が多い同作品では揺れものを簡易に表現するためにDynamic Boneが用いられているほか、Unity側で空のゲームオブジェクトを用意し、プログラム側でエサなどを指定箇所に配置できるような設定も取り入れている。「毎年、新しい開発手法を取り入れるようにしているが、スマホゲームの3DCGはどんどんコンシューマー機に近付いて来ている」と語るルイス氏。実際に『釣り★スタ』はNintendo Switch版も開発中とのことで、新しいプラットフォームのプロセッサーやパワーを活かせるよう、新たなツールも活用していく姿勢だ。

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<5>スマホゲーム業界の第一線で活躍する3名が語る座談会

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