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映画『海獣の子供』公開記念! STUDIO4℃のCGスタッフが語る制作の舞台裏:第3回~宇宙を始めとする神秘的な表現篇~

映画『海獣の子供』公開記念! STUDIO4℃のCGスタッフが語る制作の舞台裏:第3回~宇宙を始めとする神秘的な表現篇~

■手描きらしさを追求したCGの線画

あえて3Dモデルを崩すことにより、原作の印象を踏襲したというライン表現を紹介する

▲江ノ電モデルのワイヤーフレーム比較。左:歪みあり、右:歪みなし

▲江ノ電のライン比較。左:歪みあり、右:歪みなし。細かい差だが、印象は大きく変わる

▲完成画

▲ブレイクダウン動画

■作画とCGが融合した印象的な雨のカット

こちらも崩したライン表現の事例だ

▲タンクローリーモデルのワイヤーフレーム比較。左:歪みあり、右:歪みなし

▲タンクローリーのライン比較。左:歪みあり、右:歪みなし

▲完成画。美術による背景や手描きのキャラクターとも違和感なく共存し、印象的なシーンを支えた

■作画とCGが融合した印象的な雨の中のタンクローリー

雨の中を走るタンクローリーの印象的なカットのメイキングを動画で見ていこう

▲プレイブラスト。様々な海洋生物が泳ぐアニメーションは、全て手で付けられている

▲セカンダリ。このカットでは幽霊のような海洋生物を印象的に演出するため、通常のカットとは異なり半透明なシルエットのような表現が採用された

▲完成動画。撮影処理も加えられ、見事に仕上げられた

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