スペシャルメイキング
■独特なモーションの銀河
▲原画+CGテクスチャ
▲完成画
ブレイクダウン。この独特な動きをする銀河の表現には、After EffectsのプラグインTwixtor(コマとコマの間の絵を自動で生成できるツール)が用いられている。フルコマからわざとコマを抜き、その間のコマをTwixtorで自動生成することにより、手描きアニメのような微妙な揺らぎを表現した
■神秘的な宇宙のシーン
主人公・琉花の体内が宇宙になるカットを紹介する
▲イメージボード。こちらを再現すべく、CG作業をスタートする。星々の素材を3Dレイヤーにすることで、完成画でこのイメージボードに近い配置を実現した
▲作画のラフレイアウト。T.B(トラックバック)のカメラワーク指示があったため、視差を付けたい素材は3DレイヤーやTrapcode Particularで扱うことになった
▲完成映像
■逆再生で描いた銀河の吸収
逆再生によって制作されたカットを動画と共に解説する
ブレイクダウン動画
▲作画のラフレイアウト
▲一連の作業画面。【左】はジンベエザメが食べる銀河のアニメーション。もともとは、口から外に吐き出されるアニメーションであった。20以上のレイヤーでParticularを使用し、口のまわりの複雑な水流の動きを表現している。その動きに対して、ゆがみエフェクト等をかけ、微調整を行う。【右】は同様に作成した他のジンベエザメを合わせた状態
▲完成画。銀河を吸い込む様子が上手く表現された