CGW:入社するきっかけを教えていただけますか?
小林:東京にいた時に付き合っていた彼女が、熊本に就職が決まって行くことになったのがきっかけですね。...あ、今の妻です(笑)。
当時は別れ話も出たのですが、よくよく考えたら自分の仕事は九州でもできるんじゃないかと。その頃ちょうどGFF(GAME FACTORY'S FRIENDSHIP)が設立されて福岡のゲーム会社は活気がありましたし、自分自身のステップアップを考えても、そういった最前線に近いところで仕事ができるのは逆にチャンスだと思いました。東京と熊本よりも福岡と熊本の方が近いですしね。
GFF...「福岡をゲームのハリウッドに!」をスローガンに、2004年に発足した九州・福岡のゲームソフト制作関連会社からなる任意団体(http://gff.jp/)
ガンバリオンは『ワンピース』で有名だったこともありますが、ちょうどニンテンドーDS®で『JUMP SUPER STARS』が任天堂から発売されたばかりで、プレイしてみたら面白く感覚的にも楽しかった。ニンテンドーDSの開発にも携わりたいという思いもあったので受けてみたら、縁があって入社することができました。
CGW:社内の特徴的なところは何かありますか?
小林:オンオフがはっきりしているところですかね。毎日、始業時間の9時と朝礼前の9時4分、お昼休みの12時と13時、定時の18時にチャイムがなります。これのおかげで仕事をしている時は「本当に仕事をしているの?」と思うくらい静かでみんな集中しているんですけど、チャイムがなるとワイワイガヤガヤと話始めます。この感覚は自分にとっては仕事モードに入りやすく集中しやすい環境ですね。
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▲社内に設置されている「駄菓子コーナー」
- あとは、駄菓子ですかね。オフィスグリコもあるのですが、総務の方が仕入れてきて駄菓子を10円単位で売ってるんですよ。そこにみんなが集まるので、別のチームの人とのコミュニケーションにも役立っていますね。また、リフレッシュルームにゲーム機が置いてあるので新作のゲームが発売されるとみんなワラワラと集まって遊んでいます。
CGW:今後チャレンジしたいことや仕事としてやってみたいことはありますか?
小林:やらなければいけないことはプログラマーの質を上げていくことですね。個人の力量というよりは組織全体でのレベルアップにつながることを模索していきたいと考えています。あと、チャレンジという意味ではPS4などのハイエンドゲーム機の開発をやりたいですね。
「楽しさに対して真面目」というひと言で会社を表現した小林氏。それは「永く愛されるゲームをつくる会社へ」という会社のビジョンが浸透している証であると感じた。新たにスマートフォンアプリの開発にも領域を広げたガンバリオンは今後も最先端の技術を追求し、より一層ユーザーに永く愛されるゲームを作り続けるだろう。
※ニンテンドー3DS・ニンテンドーDSは任天堂の登録商標または商標です。
TEXT_真狩祐志
PHOTO_蟹由香
U/Iターン経験者に聞く!福岡のここが魅力!
- 色々なところで言われてることですが、福岡は街がコンパクトにまとまっていて生活の利便性が非常に高いですね。東京に住んでいた頃は通勤に長いと2時間近くかかることもありました。今は会社から徒歩5分くらいのところに住んでいるので、お昼休みには一度家に帰って妻と子供と一緒にご飯を食べています。時間に余裕ができたので仕事にも集中できますね。
INFORMATION
- 福岡クリエイティブキャンプ 2015
主に首都圏で活躍しているIT・デジタルコンテンツ等の開発経験者(クリエイティブ人材)の福岡市内企業へのU/Iターン転職を応援するために,福岡市が実施するプロジェクトです。
●詳細はこちら●
fcc.city.fukuoka.lg.jp/
EVENT INFORMATION
- 『FUKUOKA』のクリエイターが東京/大阪に集結!
CGWORLD CREATIVE MEETING
参加申込、詳細はこちら
http://cgworld.jp/special/cgwmtg-fcc/
JOB INFORMATION
ガンバリオンでは『福岡クリエイティブキャンプ』を通じて以下の職種を現在募集しています。
【募集職種】
1.プランナー
2.CGデザイナー
3.プログラマー
4.ディレクター
【求人内容/応募はこちら】
http://fcc.city.fukuoka.lg.jp/work/46/