>   >  なぜゲームクリエイターになりたいのか? ポートフォリオJAMを通して考える「駿馬 NAGOYA DAI-KAIKOU『大邂逅』」レポート
なぜゲームクリエイターになりたいのか? ポートフォリオJAMを通して考える「駿馬 NAGOYA DAI-KAIKOU『大邂逅』」レポート

なぜゲームクリエイターになりたいのか? ポートフォリオJAMを通して考える「駿馬 NAGOYA DAI-KAIKOU『大邂逅』」レポート

表彰式



  • 三洋物産賞:株式会社メモリーカプセル/宇津野 峻・小川隼矢・高橋曜平・松田青弥


  • ドリコム賞:株式会社イエローセンス/青木孝憲・秋山直輝・日比一也・藤田 明



  • ツェナワークス賞:株式会社Knock Out/市川千尋・都築悠馬・林 紀元・吉田遼太郎


  • ファリアー賞:株式会社遊創/尾崎直哉・栗本春佳・中村竜斗・結城稜大

特別賞:株式会社Sense/一井元紀・市来エリク祐二・小出修基・佐藤謙心

イベントの最後に表彰式が行われ、三洋物産・ツェナワークス・ドリコム・ファリアーから企業賞が贈られた。

三洋物産賞には「子どもの頃の想い出になるゲームづくり」を企業理念に挙げたメモリーカプセル。ドリコム賞には「動画を見て満足するのではなく、実際に遊んで感動できるゲームを、コンシューマで目指す」を掲げたイエローセンス。ファリアー賞には前述の通り、「遊びをつくる」を掲げた遊創に、それぞれ賞状などが贈られた。また、インディゲームのパブリッシュを行う学生ベンチャーを理念に掲げたSenseに特別賞が贈られた。

学生に自己分析を行わせる就活セミナーは多いが、「他人同士で」、「グループワークで」、「2日間にわたって」、「自分たちでゲーム会社を起業する」という立て付けで行われたセミナーは、他に類を見ない。それだけに学生にとっては負荷が高かった半面、大きな学びにつながったように感じられた。実際、今回のプレゼンテーションで求められたように、自分の志望理由を「具体的に」、「論理的に」説明できれば、面接でも大いに役立つだろう。

その上で馬場氏が強調したのは「ワークショップを体験するだけでなく、その日のうちに『振り返り』をすること」だ。表彰式でも「今日から精進します」と応えていた学生が多いのが印象的だった。セミナーでも語られたが、就職活動には運の要素もからむため、必勝法はない。しかし、負けないための対策や、そのための準備は行える。「ゲームで『攻略を考えてプレイする』ように、就活も攻略を考えて行動しよう!」という馬場氏の指摘はもっともだ。彼ら・彼女らの今後の活躍を期待したい。

Information

「駿馬」今後の開催予定

第32回 駿馬 KANSAI 京都
11月24日(日) 京都コンピュータ学院

第33回 駿馬 KANSAI 邂逅
12月7日(土) TKPガーデンシティ大阪梅田

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