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「グラブルフェス Special Character Live」その進化をたどる ーステージ演出 ヴィーラ&ナルメア篇ー

「グラブルフェス Special Character Live」その進化をたどる ーステージ演出 ヴィーラ&ナルメア篇ー

▲グラブルフェス2018 Special Character Live ライブ配信(映像の開始位置を『泡沫夢幻・胡蝶刃』に合わせてあります)


▲グラブルフェス2019 Special Character Live ライブ配信(映像の開始位置を『泡沫夢幻・胡蝶刃』に合わせてあります)


▲グラブルフェス2020 Special Character Live ライブ配信(映像の開始位置を『泡沫夢幻・胡蝶刃』に合わせてあります)

舞い謳え胡蝶

道ですれちがったら誰もが振り返るであろう、セクシーな刀の達人・ナルメア。頭部に生えた2本の角、身長134cmの小柄な身体、立派な胸はいずれもドラフと呼ばれる種族の特徴だ。2018年以来、毎回単独でステージを飾っていることからも人気の高さが窺い知れる。


ナルメアのイメージカラーはピンクと紫。その色をした胡蝶がイントロと共に舞い、スポットライトが彼女を照らす。胡蝶の繊細なグラデーション表現は、2019年のバージョンアップで追加された。演出のコンセプトは剣舞。ロングショットのカメラや遠くの客席からでも、小柄な彼女の魅力が伝わるよう、「神楽」「源氏」などの奥義に関連する歌詞に合わせて派手なエフェクトを入れたり、見映えのする刀さばきを披露するなど、"魅せる"演出が満載だ。刀を振り下ろす際には空気抵抗が少ない角度にするなど、モーションのこだわりも発揮されている。構想段階の演出案には「楽曲のラストでシャボン玉を飛ばす」と記されており、今後の実装を期待したい。

上限解放後イラストを彷彿とさせるサビ演出

サビの「神楽の如く」「源氏の如く」のタイミングで出現する胡蝶のエフェクトは、『グラブル』におけるナルメアの奥義「胡蝶刃・神楽舞」「胡蝶刃・源氏舞」をふまえたもの。歌詞のタイミングでターンすると、刀の軌跡のようなエフェクトが出現し、無数の胡蝶が舞い上がる、上限解放後イラストのイメージにも近い、美しい演出に仕上がっている。2020年のステージでは、前述した刀の軌跡エフェクトに近い模様が、照明によって床に投影される演出まで追加された。この模様は、LATEGRAのエフェクト担当から共有されたイメージを元に、協力会社の照明担当が既存の照明道具を駆使して表現したもので、エフェクトと照明の連携から生まれた珍しい演出と言える。

▲ナルメア(闇属性Ver.)の上限解放後イラスト




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