Agisoftは「PhotoScan」の最新バージョン「Version 1.2.0」安定版をリリースした。既存ユーザーは無償でアップデートでき、ライセンスキーは既存バージョンと共通とのこと。ダウンロードは同社サポートサイトもしくはPhotoScanページより、デモ版も更新されている。
■Version 1.2.0 build 2198(18 November 2015)
Standard および Professional共通の変更点。
・INPHO形式にてカメラキャリブレーション情報の読み書き対応。・歪曲プロットを表示するダイアログを追加。
・p3、p4 歪み係数を追加。
・Z/Iグリッドフォーマットでのカメラキャリブレーション入出力に対応。
・LAZ およびTopcon CL3フォーマットでのポイントクラウド出力をサポート。
・スタンダード版でも魚眼レンズをサポート(GoPro等のレンズをサポート)。
・日本語ユーザーインターフェスをサポート
■Professional版のみの変更点
・X、Y、Z軸別に異なる座標精度のサポート。・INSカメラ角(慣性航法装置)を考慮した最適化。
・GPS/INSの位置(オフセット)を考慮した最適化。
・固定型の複数シンクロアセンブリ・カメラのサポート(MicaSense camera等)。
・地形用のナビゲーションモード。
・DEMの読み込みをサポート。
・レポートPDFにスケールバーの情報ページを追加。
・CSV読み書きダイアログに精度のカラムを追加。
・参照されたチャンクに垂直にアラインできるように範囲リセットのコマンドを変更。
・EPSGデータベースをversion 8.7に更新。
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