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Vol.74 鯨行燈

Vol.74 鯨行燈

この原稿を執筆している8月現在はまさに夏まっさかり。書店に並ぶころには秋の香りがしていることを期待しています。今回は夏の夜の風物詩っぽく行燈(あんどん)風のオブジェを作成しました。また、表面は日本の伝統伎、組子の模様を取り入れています。夏の夜の浪漫です。

※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 217(2016年9月号)からの転載記事になります

TEXT_早野海兵(画龍) / Kaihei Hayano(GARYU)
EDIT_海老原朱里 / Akari Ebihara(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada



STEP1:ライトの設置

▲最近はHDRの普及でライトなどはほとんど置かなくなっています。昔はそういった技術がなかったので、いかにライトを効率良く置くか、または大量に置いたライトの数が自慢だったりしました。今回はモチーフがライトなので、久しぶりに標準のライトを使用したシーンを作成してみました。

STEP2:モデル画像

▲元モデル画像です。ベースモデリングは手作り感を出すために、かなりポリゴンを削減したオブジェクトにしています。ワイヤーフレームもいつもに比べるとかなりあっさりしてますね。

STEP3:モデリング

▲モデルのベースを作成後、ポリゴンのながれを見ながらリダクションしていきます。ちょうど良い大きさはなかなか難しいですが、良い頃合いを見定めます。

▲スプラインで輪郭をモデリング。2種類の太さを用意しました。

▲オブジェクトを3つ表示させ、内部からライトを点灯。灯りが透けています

▲周りの魚も手作り感を出すためにリダクションをしていきます。今回は[プロ オプティマイザー]を使用しました。

▲上からぶら下がっているので、紐なども作成しておきます。

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STEP4:パーツ配置

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