<5>エフェクト
『Voidoll irregular』同様、本作もアニメ調のルックであるため、作画素材による2Dエフェクトが活用された。前作同様に2Dエフェクト作画はrapparu氏が担当。ステッキなどから出る光のエフェクトについてはコンポジットの島田洋平氏が制作した。
●作画素材を用いた2Dエフェクト
【A】社内アニメーターが3DCGで作成したアタリのエフェクト
【B】【A】を下絵にrapparu氏が制作した作画素材
【C】色分けされた【B】の作画連番に、グローなどのエフェクトを重ねて完成
●キラキラエフェクト
<6>コンポジット
髪の光沢については、テクスチャで処理を行なっている。影も当初はテクスチャを貼っていたが、揺れた際に貼り付いて不自然に見えたため、ライティングでの処理に変更した。また、手足についても常に影が落ちている箇所はテクスチャで処理し、ライトの方向ではない影が入る箇所については島田氏がカット単位でライティング調整を行なった。
●リリカの素材
●影の調整
あおりのカットでは、カットによって顔が丸く見えてしまうためテクスチャ+ライトからのシャドウで顔をシャープに見せるよう調整している。左:調整前/右:調整後
●ラインの入り抜き
前作のVoidollにはなかった表現として、本作ではキャラクターのラインに入り抜きを加えている。【A】入り抜きなしで、そのままコンターで出力した場合/【B】入り抜きを指定する白黒マップ。白が細く、黒が太くなるようにテクスチャを作成/【C】【B】のマップを適用して出力した場合/【D】完成画像
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