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ディレクションシーズ インタビュー  育休復帰後の展望を語る

株式会社ディレクションシーズでは、ぱちんこ・パチスロ遊技機の液晶映像開発を行っている。企画立案や演出・絵コンテに始まり、2D・3DCG、コンポジット、制御プログラム、組み込みまで、液晶映像の全工程に対応できることが強みだ。2011 年からコンポジターとして勤務し、現在は育児休暇中のH・S 氏に復帰後の展望を語ってもらった。


職場に復帰した後は
育児とコンポジットの仕事を両立させたいですね

ーーディレクションシーズで勤務なさる以前は、別の業界にいらしたそうですね。

H・S 氏:アニメ業界で撮影(コンポジット)を担当していました。そこで培った技術を活かしつつ、新しいことにも挑戦できる会社を探した結果、当社と巡り会ったのです。産休・育休を取得する以前はエフェクトとコンポジットを担当していました。当社が手がけるムービーはセルアニメのテイストが多いので、前職の経験を踏まえた提案が評価される機会もあり、やりがいを感じる日々でした。

ーーご自身の提案が採用される場合もあったわけですね。

H・S 氏:そうです。前職ではオペレーターに徹することが多かったので、当初は凄く新鮮に感じました。遊技機案件の多くは制作期間が長いため、何度もトライ&エラーを繰り返し、じっくり時間をかけて作り込むことができます。産休直前には最終工程での画作りを一任される機会が増えていたので、時には自分で2D 素材から作成する場合もありました。幅広いことに挑戦しながら、思い描いた最終形を模索できる……、そんな環境が私には心地良かったですね。
 
ー今は完全に仕事をお休みされているのでしょうか?

H・S 氏:現在は育児に集中していまが、職場に復帰した後は、育児とコンポジットの仕事を両立させたいですね。私にとって子供はもちろん大切ですが、一方で自分の仕事の完成度をもっと高めていきたいという思いもあるのです。今はそのための環境を構築している段階で、安心して子供を託せる保育園を確保することが急務となっています。

 
ーー育児と仕事を両立させる上で、保育園以外の必須要素には何があると思いますか?

H・S 氏:長時間の残業は難しいので、効率良く時間内に仕事をこなす能力が今まで以上
に必須となるでしょうね。同時に、どう頑張っても自分だけでは処理しきれないとわかっ
たときには、早めに助けを求めることも必要だと思っています。幸いそういった相談を口
に出しやすい社風なので、周囲の力も借りつつ、自分なりの働き方を模索したいです。


TEXT _尾形美幸(EduCat)

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