アメリカLuma AI社は6月12日、動画生成AI「Dream Machine」を一般公開。テキストや画像から5秒間(120フレーム、24fps×5sec)の動画を生成できるサービスで、無料ユーザーでも毎月30本まで動画を作成できる。

3Dアーティストの横原大和氏Khaki)も早速Dream Machineを試用。アニメテイストの画からどのような動画が生成されるのかをテストした。

古い写真からDream Machineで動画を生成するといったユニークな試みを行ったのは沼倉正吾氏SYMMETRY)。

その他多数のユーザーが独自のテスト結果をSNSに投稿し、大きな話題となっている。

利用方法は簡単で、アカウント生成後、テキストプロンプトの入力または画像のアップロードにより、120秒で動画を生成する(混雑時は遅延もある)。

無料プランでは月30本の動画生成だが、有料プランも3つ用意。Standardプランは29.99アメリカドル(約4,700円)で月120本、Proプランは99.99アメリカドル(約15,800円)で月400本、Premierプランは499.99アメリカドル(約79,000円)で月2,000本の動画を生成可能となる。なお、本価格は「Research Preview Pricing」つまり研究用のプレビュー価格のため、今後変更の可能性がある。

なお、Luma AIはテキストプロンプトから3Dモデルを生成するサービス「Genie」も運営している。

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