中国Deemos Technology社は5月31日(金)、3D生成AI「Rodin」Gen-1(0525)V0.5をリリース、パブリックベータ版として、モデル生成機能のオープントライアルを開始した。

Rodinオープントライアル告知動画
Rodin紹介動画
Rodin公式ページ

Rodinの特徴について同社はこのように説明する。

Rodin aims to create production-ready 3D assets, so we place significant emphasis on the structures, wireframe, and PBR textures. As a 3D Native Diffusion Transformer, Rodin was trained on pure 3D meshes, preserved high-level geometric features such as sharp edges and hard surfaces. Unlike previous 3D GenAI tools that resemble a Large Reconstruction Models, Rodin Gen-1 functions more like a language model.



Rodinは、プロダクションレディの3Dアセットを作成することを目的としているため、構造、ワイヤーフレーム、PBRテクスチャに重点を置いています。3Dネイティブ拡散トランスフォーマーとして、Rodinは純粋な3Dメッシュで訓練され、シャープなエッジや硬い表面などの高レベルの幾何学的特徴を保持します。大規模再構築モデルのようなこれまでの3D GenAIツールとは異なり、Rodin Gen-1は、より言語モデルのように機能します。(DeepL翻訳

3Dモデルの生成方法は2種類。テキストプロンプトから2D画像を生成し、その画像を元に3Dモデルを生成する方法と、アップロードしたリファレンス画像を自動解析してプロンプトを自動生成し、3Dモデルを生成するという2種類の方法だ。

生成したジオメトリの調整方法もいくつか用意されている。「symmetric geometry」、「sharp edges」、「smooth edges」、「simple geometry」という4項目はオンオフで切り替えができるほか、複数の画像をアップロードしている場合はDirectionバーで参照画像のウェイトを調整できる。

そもそもの生成結果が気に入らなければ「Redo」で再生成できるほか、ウィンドウ右上の「Mesh Editor」から画面を切り替え、スカルプトベースでモデルを修正することもできる。また、ジオメトリ生成の確定時には、ポリゴン数を3,000~10,000に調整できる(サブスクリプションではさらにその上にも対応)。

生成ジオメトリの確定後、マテリアルの生成に進むことができる。生成時には「PBR Temperature」と「Reference Strength」の調整も可能だ。

ジオメトリの確定後は、ウィンドウ右下の「Download」ボタンからデータをダウンロードできるようになる。3DモデルはベースモデルをOBJ、FBX、GLB、USDZ、STL形式で、LODモデル(5段階)をFBX形式でダウンロードできる。ハイポリモデルのオプションもあるが、これにはサブスクリプションが必要だ。

マテリアルは「Shaded」と「PBR」が選択でき、サイズも1Kと4Kを選べる。マテリアルを生成せず、ジオメトリデータだけをダウンロードすることも可能だ。

ベースモデルをFBX形式で、マテリアルをPBR 1KでダウンロードしたZIPファイルの中

Rodin公式サイトからトライアルに参加する場合はアカウントの作成が必要。アカウント作成時に10クレジットが付与され、3Dモデル生成の確定とマテリアルの生成確定にそれぞれクレジットを消費する。クレジットは個別に購入するか、サブスクリプションで入手する。「Creator」プランが24アメリカドル/月(約3,700円)、「Business」プランが96アメリカドル/月(約15,000円)。

なお、Hugging FaceのSpaceからはアカウントなしでテスト可能。ただしこちらではマテリアルの割り当てやデータのダウンロードは行えず、あくまで3Dモデル生成のテストとプレビューのみとなっている。

※画面右に「Download from Rodin」ボタンがあるが、本稿執筆環境では上手く機能しなかった

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