応募作品総評
▷朝倉 涼さん
非常に多彩な作品を見ることができ、楽しかったです!今回選ばれなかった方の作品も、磨けば光るものを感じるものが多く、皆さんの今後を非常に楽しみにしています!反面、全体的にメインのモチーフ「以外」まで意識を持てている作品が少なく感じたため、料理で言うところの「備え付け」部分を意識した画づくりをしていくとレベルの底上げに繋がると思いますよ!
▷伊藤大輝さん(コロプラ)
皆さんの「3DCGデザイナーになりたい」「世界で大活躍したい」といった熱が作品から伝わってくるようでした。私も昔はやりたいことがうまく表現できないことがたくさんありましたが、ひとつひとつ着実に技術を身につけた今、自分が関わったキャラが生き生き活躍しているのを見ると感慨深いです。みなさんも自分の夢や目標を叶えるために、悔いのないようがんばってください!
▷鈴木卓矢さん(フォトン・アーツ)
全応募作品のうちモデリングスキルに差はあれど、数点を除いてはほとんどの作品がアート作品のように感じました。観る人にどういう印象を与えたい、どう思わせたい、そうやって観る人の感情にフォーカスしていくのが僕はエンターテイメントだと思っています。そしてそこがプロとしての第一歩だと思います。スキル+αをもったエンターテインメント作品がもっと出てくれば良いなと思います。
▷山崎伸浩さん(フレイム)
色々な魅力の詰まった作品ばかりで、選考がとても楽しかったです。未選出作品も含め、どの作品にも良いところがありました。ただ全体的に「モデリングができました。見てください」という作品が多く、1枚の「作品」として成立しているものが少なかった印象です。「作品」の質はレイアウトやライティング、コンポジットがとても重要です。今後はぜひ「画としての魅せ方」に気を使ってみて下さい。
▷村上一帆さん(アカツキ)
高いポテンシャルを感じる作品が多く、これからの成長がとても楽しみです。より映像性や動きを意識することで、どれも素晴らしい魅力や世界観が引き出されていくのではと感じました。日本を飛び越え、世界でも活躍するCGアーティストが増えることを応援しています。
▷沼倉有人(CGWORLD)
5月上旬、辣腕ディレクターの「できるかな?じゃねえよ、やるんだよ」という鶴の一声によって急遽スタートした本企画。蓋を開けてみたら、全国から81もの力作が寄せられ、審査員も第一線で活躍中のアーティストの方々にご協力いただくことができました(ただただ感謝)。次回も新たな作品、新たな才能との出会いを楽しみにしてます!
「WHO'S NEXT?」次回募集のお知らせ
「WHO'S NEXT?」は2019年3月26日(火)発行予定のCGWORLD Entry vol.22にて大幅リニューアルを企画中! 審査員には、国内外の多くのCGプロダクション、クリエイター総勢50社(者)が参加予定だ。優秀者は過去号同様にCGWORLD Entryで紹介されるが、誌面掲載の優秀者以外にも、投稿作品についての講評結果がフィードバックされる(※)。自分のスキルアップや就職活動の一環としてぜひ活用してもらいたい。
※講評コメントが付いた作品に限ります
作品応募受付:2018年12月中旬~2019年2月中旬(予定)
審査:2019年2月末~3月上旬
優秀作品の発表:2019年3月26日(火)CGWORLD Entry vol.22の発行をもって
講評結果のフィードバック:2019年3月26日(火)以降
詳細は追ってCGWORLD.jpにて発表いたしますのでお待ちください。